「昨日より赤く明日より青く-CINEMA FIGHTERS project-」のプレミア上映会＆Special Liveが本日11月18日、東京・サンプラザ中野ホールで行われ、各作品に参加したGENERATIONS from EXILE TRIBEのメンバーが舞台挨拶に登壇した。

本作はEXILE HIRO、別所哲也、作詞家・小竹正人の3人によって打ち出された、小竹の詞の世界観をショートフィルム化するオムニバスプロジェクトの第4弾。イベントではショートフィルムのプレミア上映に加え、それぞれの本編終了後に各アーティストが主題歌を生歌唱するパフォーマンスが行われた。

GENERATIONSの佐野玲於はSABU監督作「BLUE BIRD」に参加。“いちSABUファン”として「SABU監督らしい狂気とユーモラスが落とし込まれていて、演じていて面白かった」と喜びをのぞかせた。山下敦弘監督作「言えない二人」に参加した白濱亜嵐は「GENERATIONSがメインとなってみんなで舞台挨拶する日が来るなんて……」とグループのリーダーとして感慨をにじませ、「それぞれどういう芝居の引き出しを出してくるか楽しみでした。（特に）裕太くんが衝撃的すぎて！ 今後また別の役も見てみたい」と中務裕太への驚きを示す。

そんな中務は、森義隆の監督作「怪談 満月蛤坂」で板前に扮した。劇中で幽霊に取り憑かれ、妊婦のように腹が大きくなる中務は「僕が妊娠する役で合ってますか？と何度も確認しました。（物語の）後半はもうおなかがパンパン。5kgぐらいあって……大変だなって。妊婦さんにもっと優しくしようと思いました」と述懐。「水のない海」に主演した小森隼は、出会って10年以上になる監督・久保茂昭とのやり取りを回想し、「『今まで隼が出したことない表情を撮りたい。普段の隼と真逆の表現をしてほしい』と言われました。普段だったら女の子と話すときにおどける場面も、ぶっきらぼうにしてみたり。撮りたいものを明確に言ってくれたのでナチュラルに演じられました」と信頼をのぞかせた。

真利子哲也監督作「COYOTE」には片寄涼太が主演。片寄は初挑戦した英語ゼリフの苦労を明かし、主題歌として斎藤工の楽曲「サクライロ」をカバーしたことにも触れる。「イベントで歌わせていただくのは不思議な感覚。舞台袖で自分も映画を観て、撮影時のことや感情を思い出して泣きそうになるぐらいいっぱいいっぱいで、言葉にならないような感情になりました」と本日の特別なライブを振り返った。

関口メンディーと新城毅彦がタッグを組んだ「真夜中のひとりたち」では、数原龍友が主題歌「笑うしかないトラジディー」を歌唱。関口は本作で演じた純朴な青年と、普段よく演じるコミカルな役柄を比較し、「今回は小竹さんに『なるべく普通の人を演じてください』と（言われて）。それが一番難しいと思ったけど、“盛らない”ことを意識して演じました」と苦労を明かす。数原が「ずっと頭の中にメンディーくんが浮かんでいて、正直集中力が……」と歌唱時を振り返ると、関口は「ごメンディー！」とすかさず叫んで息ぴったりな様子を見せた。

なお舞台挨拶には主題歌を担当したKAZUKI（DOBERMAN INFINITY）、伶、DEEP SQUAD、iScreamも登壇した。

「昨日より赤く明日より青く-CINEMA FIGHTERS project-」は11月26日より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開。

昨日より赤く明日より青く-CINEMA FIGHTERS project-

BLUE BIRD

監督：SABU
出演：佐野玲於、醍醐虎汰朗
主題歌：KAZUKI（DOBERMAN INFINITY）「あおいとり」

真夜中のひとりたち

監督：新城毅彦
出演：関口メンディー、阿部純子、村上淳
主題歌：数原龍友（GENERATIONS from EXILE TRIBE）「笑うしかないトラジディー」

言えない二人

監督：山下敦弘
出演：白濱亜嵐、門脇麦、坂井真紀
主題歌：DEEP SQUAD「そんなことキミに言えない」

怪談 満月蛤坂

監督：森義隆
出演：中務裕太、山田真歩、筒井真理子
主題歌：伶「散る散る満ちる」

COYOTE

監督：真利子哲也
出演：片寄涼太、ステファニー・パーク、藤井武美、板倉武志
主題歌：片寄涼太（GENERATIONS from EXILE TRIBE）「サクライロ」

水のない海

監督：久保茂昭
出演：小森隼、ルナ、聡太郎
主題歌：iScream「愛だけは…」

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