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新田真剣佑×北村匠海『サヨナラまでの30分』に雨のパレード、odol、mol-74らが楽曲提供

リアルサウンド

19/11/28(木) 18:00

 2020年1月24日に全国ロードショーされる『サヨナラまでの30分』に参加している全6組のアーティストが明らかになった。

 本作は、新田真剣佑と北村匠海のW主演で贈る、完全オリジナルの青春音楽ラブストーリー。メジャーデビューを目前に解散したバンド・ECHOLL。1年後のある日、突然見知らぬ大学生・颯太(北村匠海)が現れ、メンバーのヤマケン(葉山奨之)、重田(上杉柊平)、森(清原翔)、そしてカナ(久保田紗友)に再結成を迫る。実は颯太の中身は、1年前に死んだボーカルのアキ(新田真剣佑)だった。偶然拾ったアキのカセットテープを颯太が再生する30分だけ、2人は入れ替わり、1つの体を共有していく。人づきあいが苦手で1人で音楽を作っていた颯太は、「俺にこじ開けられない扉はない」が口癖のポジティブなアキに影響され、次第に仲間と音楽を奏でる楽しさを知り打ち解けていくが、「ECHOLL」を去ったアキの恋人・カナだけは戻ってこない。カナに再び音楽を始めてもらうため、2人は最高の1曲を作り上げようとする。

【動画】『サヨナラまでの30分』予告編

 本作にとって重要なパートとなる音楽。andropの内澤崇仁が音楽プロデューサーを務めている。今回、予告編で披露された「もう二度と」「瞬間(sayonara ver.)」をはじめとする、全6曲からなるオリジナルの劇中歌を、内澤と共にodol、mol-74、雨のパレード、Ghost like girlfriend、Michael Kanekoの6組のアーティストが楽曲提供で参加していることが発表された。それぞれのナンバーが、バンド・ECHOLLの楽曲として劇中で演奏される。

■コメント
・内澤崇仁(androp):「風と星」音楽プロデューサー/楽曲提供
これまでに映画やドラマの主題歌などの楽曲を担当することはありましたが、今回のような依頼──色々なバンドから楽曲を募って、それを劇中のバンド「ECHOLL」の曲にアレンジする役割や「ECHOLL」全体をプロデュースするというのは初めての挑戦でしたが、すごくワクワクしました。新田さんと北村さんの素の要素がキャラクターに反映されて徐々に脚本が膨らんでいったので、各バンドの皆さんから上がってきた曲をどうアレンジするのかイメージしやすかったです。映画のキャラクターと一緒で、音楽における新田さんと北村さんも声質など正反対なのですがそれも魅力です。アキのいたバンドが、颯太が加わることで前に進んでいく、新しく変わっていく、そんなメッセージを込めたバンドにしたいと意識しました。

・雨のパレード:「もう二度と」
僕はこの映画で新田さんが演じるアキが想いを寄せている女性カナへ向けて贈っていた曲を書かせて頂きました。劇中ではこの曲の演奏シーンでアキ、颯太、カナの主要の3人の心が動く大事なシーンです。楽曲を書き下ろすに当たってアキに真摯に向き合ってキャラクターへの理解を深め、真っ直ぐで純粋で自分と仲間のことを心から信じることが出来るアキは僕自身と通ずる点がいくつかあり、かなり苦労はしましたが本物のアキが書いた様な楽曲になったと思います。颯太役で出演してる匠海は彼が高校生の頃から交流があったので自分の書いた曲をスクリーンの中で匠海が歌ってるのはすごく不思議な感覚でした(笑)。僕はつまらないものにはつまらないと言っちゃうタイプなのですが完成した映画を観て心から感動し、こんな素敵な作品に関わらさせてもらえたことを本当に誇らしく思いました。この映画を観てバンド始めたいと思う子が出てきたら、それってとても嬉しいことですよね。

・odol:「瞬間」
1年前の最初の打ち合わせから、撮影やレコーディングなど何度も現場にお邪魔させていただきましたが、その全ての空間がポジティブな空気に溢れていました。そんな中に、僕たちも身を置くことが出来て本当に幸せでした。初号試写の際、この1年間と約2時間分の素晴らしい時間を背負って僕たちの音楽が深く大きくなっているのを感じました。オープニングとエンドロール(そしてアキと颯太の奇跡の共演!)という、とても大切な役割を担えたことを光栄に思います。ありがとうございました。

・Ghost like girlfriend:「stand by me」
この度「サヨナラまでの30分」に楽曲を提供させて頂きました。余所行きの楽曲を書く事、つまりは楽曲提供というのが人生初めてで、お話を頂いては緊張し、台本を読んでは緊張し、データを送る際にも緊張してと沢山手に汗を握りましたが、その甲斐あってか素敵な楽曲を書かせてもらう事が出来ました。先日の試写会では自分が参加させてもらっている事を途中から完全に忘れて魅入っていました。映画そのものは勿論の事、流れる楽曲、キャストさんやスタッフさんも、何もかもが素敵な作品ですので、色んな部分を味わいながら是非ご覧下さい!

・Michael Kaneko:「真昼の星座」
映画の一番のクライマックスシーンの曲を書かせていただきました。自分のルーツでもある洋楽っぽさを残しつつ、日本のバンドが演奏しているシーンをイメージして、感動的でもあり、フェスで盛り上がりそうな曲を意識して作りました。音楽がテーマの映画に参加できたということだけでなく、大事なシーンに自分の曲を使って貰えたことは本当に光栄です。

・mol-74:「目を覚ましてよ」
アキ、颯太たちのバンド「ECHOLL」の楽曲を制作させて頂きましたmol-74(モルカルマイナスナナジュウヨン)です。僕たちにとって劇中バンドの楽曲を制作することは初めてで緊張感がありましたが、アキや颯太、そしてバンドが抱える問題や葛藤は僕たちもバンド活動していく中でどこか味わったことのあるもので、自然と曲ができました。そんな僕たちの楽曲が「ECHOLL」の楽曲として歌われ、奏でられ、そして劇場で多くの方に届くことを楽しみにしています。

(リアルサウンド編集部)

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