「ビール・ストリートの恋人たち」レジーナ・キング演じる母の強さ見える本編映像
19/2/23(土) 16:00
「ビール・ストリートの恋人たち」より、レジーナ・キング演じるシャロン(左から2番目)。
「ムーンライト」のバリー・ジェンキンスが監督を務めた「ビール・ストリートの恋人たち」より、本編映像の一部がYouTubeで公開された。
ジェームズ・ボールドウィンによる小説を映画化した本作は、19歳という若さで子供を宿したティッシュと無実の罪で逮捕された青年ファニーの愛を描くラブストーリー。第91回アカデミー賞では脚色賞と作曲賞に加え、レジーナ・キングが助演女優賞にノミネートされている。
解禁された映像は、悪夢を見てうなされるティッシュを、キング扮するティッシュの母シャロンが優しく励ますシーンだ。ジェンキンスは「原作ではシャロンの描写にもっとも力が注がれていた。ティッシュとファニーの愛と、娘の中に宿った新しい命を守ろうとするキャラクターだから」とシャロンの重要性を語っている。またキングの演技について「彼女の強さは自己犠牲の上に成り立っていると観客に気付かせることができる。シャロンは周りの人たちにとっては力強い存在だが、それゆえ自身に負荷をかけ、脆弱な部分を悟られまいとしている」と信頼を寄せた。
「ビール・ストリートの恋人たち」は、2月22日より東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国でロードショー。
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