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版画鑑賞の“ツボ”を紹介『版画の見かた―技法・表現・歴史―』、町田市立国際版画美術館にて開催

ぴあ

クロード・メラン≪聖顔≫1649年

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木版、銅版、石版、孔版など、実にさまざまな技法がある版画。作成のプロセスをたどりながら版画鑑賞の“ツボ”を紹介する『版画の見かた―技法・表現・歴史―』が9月25日(土)より町田市立国際版画美術館にて開催される。

古今東西の版画家たちは、それぞれの特徴を活かして、魅力ある作品を生みだしてきた。同展では、約32,000点にものぼる町田市立国際版画美術館のコレクションの中から、アルブレヒト・デューラーやパブロ・ピカソ、棟方志功といった著名な版画家の作品だけでなく、版画で使われる版や道具、そして完成までのプロセスを約130点の作品から紹介する。

最もシンプルな絵の構成要素である点と線、さらに手彩色や複数の版による鮮やかな色彩など、版画ではどのように表現されてきたのかを、版画の技法から生まれる多様な表現をいくつかの視点から解説。肖像や風景などの主題ごとに各版種の作品を見比べたり、作家独自の発想や観点から生まれた作品にスポットを当てたりすることで、版画の多様な表現の世界を探訪する。

さらには、古今の版画のつながりにも着目。古くから人々の信仰心と結びついてきた版画の宗教性や、現代作家の作品との比較などによって、版画の見かたの可能性を探っていく。

森義利≪隈取り(A)≫1976年
フランシスコ・デ・ゴヤ『ロス・カプリチョス』より≪感じ易かったために≫1799年刊
『エジプト誌』博物篇より 1809-1828年刊

【開催概要】
『版画の見かた―技法・表現・歴史―』
会期:2021年9月25日(土)~12月5日(日)
会場:町田市立国際版画美術館
時間:10:00~17:00、土日祝は17:30まで(入場は閉館30分前まで)
休館日:月曜日
料金:一般800円、大高400円
公式サイト:http://hanga-museum.jp/
※会期中展示替えあり
※『描かれた文学 ドラクロワとシャセリオー』も同時開催

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