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片平里菜「今の自分の歌い方」で新旧曲を届けたZeppDCワンマン

ナタリー

19/2/25(月) 12:12

片平里菜(撮影:ヤオタケシ)

片平里菜が2月10日に大阪・なんばHatch、24日に東京・Zepp DiverCity TOKYOでワンマンライブ「fragment live darling & honey」を開催した。

この公演は昨年11月リリースのデビュー5周年を記念したベストアルバム「fragment」のレコ発ライブとして行われたもので、大阪公演と東京公演で異なるセットリストが展開された。この記事では「honey」とタイトルが付けられた昨日の東京公演の様子をレポートする。

なかむらしょーこ(B)、浜公氣(Dr)、村山☆潤(Key)、山本幹宗(G)からなるバックバンドを引き連れステージに登場した片平は、自らエレキギターをかき鳴らして「baby」でライブをスタートさせる。「HIGH FIVE」や「Hey boy!」ではギターを置いてステージ上を動き回りながら軽やかに歌唱し、「誰もが」や「結露」ではシンプルなバンド演奏に乗せてエモーショナルに歌い上げる。ロックチューン「Oh JANE」ではバンドメンバーとコミュニケーションを取りながら勇ましい歌声を聞かせ、「異例のひと」ではミラーボールの光がゆっくりと場内を彩る中で囁くように歌唱するなど、「5年間の楽曲たちを今の自分の歌い方でみんなに届けたいと思ってやってきました」と意気込みを語っていた通り、新旧のナンバーを表情豊かに届けていった。

中盤には片平が1人ステージに残り、弾き語りでパフォーマンス。「東京という街でどうやって自分の力を発揮できるかと模索してるときにたどり着いた1つの答え」を書いたという「なまえ」では「生歌で歌いたくなっちゃった」と冒頭を肉声で歌う一幕もあり、観客は真摯な片平の姿をじっと見つめていた。

バンドメンバーがステージに戻ってくると、片平は「始まりに」「女の子は泣かない」といったアップテンポな楽曲群で再び観客のテンションを引き上げる。「BAD GIRL」ではエッジィなサウンドに乗せてひときわソウルフルな歌声を響かせ、「Party」ではパワフルなバンド演奏に身をゆだねるように拳を突き上げたり、体を大きく揺らしながら楽しげにパフォーマンスした。そして一息置くと、「やっぱりこうやってライブでダイレクトに伝えられるっていいな。もっともっとみんなと会える時間を増やしていけたらいいなと思いました」とファンへの思いを語り、最後に壮大な「心は」を歌い上げた。

アンコールでは疾走感あふれる新曲「sunny」を披露。現在この「sunny」を含めて新曲を多数制作中だと明かした片平は「次の時代に自分の歌がどれだけ刺さるかわからないけど、ここにいるみんなの日常に寄り添えるような曲を作っていきたいと思っているので、これからもどうぞよろしくお願いします」と語り、「あなた」を丁寧に演奏してライブの幕を下ろした。

またこの日、彼女はステージ上で5月11、12日に東京・新宿BLAZEにて自主企画ライブ「sunny to bloom」を開催することを発表した。片平のオフィシャルサイトでは3月5日23:59までチケットの先行予約を受付中。

「片平里菜 live 2019『fragment live darling & honey』day2 honey」
2019年2月24日 Zepp DiverCity TOKYO セットリスト

01. baby
02. HIGH FIVE
03. Hey boy!
04. 誰もが
05. 結露
06. Oh JANE
07. Come Back Home
08. 異例のひと
09. ラブソング(弾き語り)
10. なまえ(弾き語り)
11. 始まりに
12. 小石は蹴飛ばして
13. 誰にだってシンデレラストーリー
14. 女の子は泣かない
15. BAD GIRL
16. Party
17. 心は
<アンコール>
18. sunny(新曲)
19. あなた

片平里菜「sunny to bloom」

2019年5月11日(土)東京都 新宿BLAZE
2019年5月12日(日)東京都 新宿BLAZE

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