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OWV 中川勝就、端正な顔立ちと力強いラップのギャップで魅了 “プデュ”脱落後もファンの心を掴み続けた背景

リアルサウンド

20/9/19(土) 12:00

 JO1を生み出したことでも知られるサバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』。ついにここから新たに期待の新グループ・OWV(オウブ)が輩出されることとなった。OWVを構成するのは本田康祐、中川勝就、浦野秀太、佐野文哉の4人。グループ名の由来は“Our only Way to get Victory”で、「勝利を掴む僕たちだけの道~ 誰にも真似することのできない唯一無二のグループとなり、この世界で勝利を掴む」という意志が込められている。待望の1stシングル『UBA UBA』を9月30日にリリースすることを発表しているが、グループ結成決定時からすでに大きな話題を呼んでいた。

 本田康祐について掘り下げた初回に引き続き、今回は中川勝就の魅力に迫っていく。

 中川勝就は、1997年3月16日生まれ・兵庫県出身の23歳。一目見ればわかる抜群のスタイルの持ち主で、183cmのスラリとした長身に対する顔の小ささが驚異的。また、横顔の綺麗さもファンの間で話題になっていた。笑ったときに見えるえくぼもチャームポイントだ。

 趣味は作詞・ドライブ・ダーツ・スポーツ(バスケなど)で、特技はボクシングと様々な方面の才能もあるようだ。また、その他の特技として「空気を読む」を挙げるなど、その魅力はビジュアルだけには止まらない。

PRODUCE 101 JAPANㅣ兵庫ㅣ【中川 勝就(Nakagawa Katsunari )】シャドーボクシングをします!ㅣ@自己紹介_1分PR

 OWVとして受けたインタビュー(参照:モデルプレス)でも「自分でラップのリリックを書いたり、曲作りもやっていけたらグループの成長につながると思うのでこれから勉強していきたいです」とコメントしており、音楽制作においても意欲的な様子を見せている。「自分のソロ曲を持てたり、服が好きなので服を作れたら嬉しいなと思います」ともコメントしており、彼の新たな才能を見ることができる日も近いのかもしれない。

 そしてパフォーマンス面での魅力はなんと言ってもラップ。端正な顔立ちとゴリゴリのラップというギャップに心を鷲掴みにされたファンも少なくなかっただろう。番組『PRODUCE 101 JAPAN』内のポジションバトルで披露したパフォーマンスでも、狂わない安定したリズム感とそれに乗せたラップでファンを魅了した。

【中川 勝就(Nakagawa Katsunari)】推しカメラ|101 オリジナル@ポジションバトル|PRODUCE 101 JAPAN

 しかしながら、ファンの願いも叶わず初回脱落メンバーになってしまった中川。ビジュアル面・安定したラップとチャームポイントがはっきりしていた彼の脱落は予想外で、多くのファンからの惜しむ声が聞こえた。

 落ち込む国民プロデューサー達を元気付けたのは中川本人の存在だった。TwitterやInstagramでの写真やコメントなどの投稿で近況を報告し、その姿で多くのファンに自分の存在をアピールした。番組終了後もそうしたSNSでファンとの関わりを持つことで元気を与え続け、さらにそんな彼の行動がファンの気持ちを掴んで離さなかった。

 その甲斐あってか『PRODUCE 101 JAPAN』を見始めた人やYouTubeの動画を見た人、そしてSNSの投稿から中川の存在を知った人など、番組終了後にもたくさんのファンを獲得していった。

 今やそうした多くのファンたちが彼のデビューを心待ちにしているのではないだろうか。

 彼のOWVとしてのデビュー決定は多くのファン、特に番組開始から応援しているファンにとって大きな吉報となっている。曲作り、服作りなどまだ隠れている彼の新たな素質にも注目できる。OWVの活動を通し、『PRODUCE 101 JAPAN』番組内では出し切れなかった中川の魅力が発見できることに期待したい。

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■フルヤトモコ
1999年生まれの大学生。韓国のカルチャーと洋楽、本、映画など。
東京藝術大学 音楽環境創造科在籍。

※記事初出時、一部情報に誤りがございました。訂正の上、お詫びいたします。

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