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THE RAMPAGE 川村壱馬&長谷川慎の共通点は? 何事にも全力投球、兄弟のような二人の絆

リアルサウンド

20/6/16(火) 6:00

 今年4月、シングル『INVISIBLE LOVE』のリリースを記念して、THE RAMPAGE from EXILE TRIBE(以下、THE RAMPAGE)が8日間連続でインスタライブ「STALI HOMIES Vol.1」を配信した。タイトルの「STALI HOMIES」は、メンバーの山本彰吾が、おうち時間を表す“STAY HOME”と“インスタライブを通してファンのみなさんと繋がる”という意味を込めてネーミング。その名の通り、日替わりで2人ずつメンバーが登場し、それぞれの自宅から『INVISIBLE LOVE』にまつわるトークや質問コーナーなどを届けた。さらに5月には、「STALI HOMIES Vol.2」と題して、新たなペアで独自の企画に沿ったインスタライブも8日間連続で配信。お馴染みのペアから意外なペアまで、いろんな組み合わせや企画、思わぬハプニングでファンを楽しませてくれた。中でもとくに反響の大きかったコンビといえば、「STALI HOMIES Vol.1」の最終日を飾った、川村壱馬と長谷川慎の通称“かずまこ”コンビ。そこで本稿では、彼らの共通点や魅力について改めて探っていきたい。

(関連:THE RAMPAGE 川村壱馬は有言実行の人ーー真面目でストイックな一面が真摯に夢や人と向き合う証に

 川村壱馬の印象は? という問いかけに対して、“クールな一匹狼”、“THE RAMPAGEの顔として16人の中心に君臨しているボーカリスト”というイメージが浮かぶ人は少なくないだろう。自信に満ち溢れた佇まいと、その裏にあるストイックさ。有言実行で次々に夢を掴んでいく彼は、メンバー達にとってもかなり頼もしい存在だ。6月23日には初の写真集『SINCERE』の発売も控えており、その人気は高まるばかりである。しかしその実態は、パーソナルスペースが狭いからこそ、心を許した人には全力で尽くす熱い男。とくにグループ最年少の長谷川慎のことを弟のように可愛がっており、長谷川も『シブザイル ~シブ8 from EXILE TRIBE~』のアフタートークにて「メンバーで彼氏にするなら壱馬さん。一途なんですよ。浮気とかしなそうで、守ってもらえそう」と語っている。

 そんな2人の共通点はいくつかあるが、まず1つめは、『武者修行 2016 Get Ready to RAMPAGE』のチームメイト(ROUTE C)だったことが挙げられる。2014年に行われた1度目の『武者修行』は、THE RAMPAGEの正式メンバーを決めることが目的のため、誰もがライバルという状況だった。だが、2016年に改めて3チームに分かれて廻った『武者修行 2016 Get Ready to RAMPAGE』では、同じ志を持つ仲間として苦楽を共にしてきた。3月26日~4月17日の約3週間、ほぼ毎日ステージに立ちながら旅を続ける中で、2人の絆がさらに深まったことは間違いないだろう。その証拠として、2016年10月にはEXILE TRIBE mobile内にメンバー達の個人ブログ(会員限定)が開設されたのだが、川村が初めてアップしたメンバーの写真は長谷川との2ショットで、そこから長谷川は川村のブログの常連に。とくに2016年の川村のブログには、長谷川を当たり前のように“弟”と呼ぶ記事が多数投稿されており、その溺愛っぷりに驚かされる。それに比べると、長谷川の“かずまこ”アピールは控えめだが、一緒にいることが当たり前だからこそ投稿する必要はないという発想のようで、実際、川村が「シラフでも飲んでても甘えてくる(笑)」(引用:NYLON)と言うように、川村の前では末っ子キャラを存分に発揮。ムードメイカーな次男・浦川翔平を含む“3兄弟”で度々集まっては、底抜けに優しい兄・川村に、川村宅で熟睡している寝顔の写真を公開されている。ちなみに、川村、長谷川、浦川、陣の4人は、川村が命名したチーム名“陳ラバ”(引用:TVfan)と呼ばれている。

 そして、川村と長谷川のもう1つの共通点は、得意なダンスジャンルがクランプだということ。クランプとは、足を踏み鳴らす“ストンプ”、胸を突き出す“チェストポップ”、力いっぱい腕を振り下ろす“アームスイング”といった、身体を大きく見せて挑発するような動作を特徴とするダンスジャンルのことで、それを踊る人をクランパーと呼ぶ。パフォーマーの長谷川に関しては、これまでにもダンストラックのソロパートでクランプを披露していたり、6thシングル曲「HARD HIT」の振付にクランプを取り入れていたり、クランパーとして認識している人も多いと思うが、ボーカルのイメージが強い川村もまた、岩田剛典(三代目J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)がクランプを踊る姿に魅了され、その道に進んだ1人。2017年の年末に開催された『PKCZ®× RIZIN PREMIUM LIVE SHOW』では、EXILE AKIRAや岩田剛典が所属するクランプチーム“®AG POUND”の一員として、川村、長谷川、武知海青もパフォーマンスを披露している。最近は川村のクランプを観る機会が減っているが、2人はTHE RAMPAGEがメジャーデビューする前から一緒にダンスの練習をする関係で、ダンスを通じて距離を縮めてきたようだ。

 また、2018年には『PRINCE OF LEGEND』シリーズで同時に俳優デビュー。幼少期から俳優業に興味のあった川村に対して、長谷川は、THE RAMPAGEを結成した後に将来を見据えた上で「踊り以外に武器にしたいと思ったのが芝居だった」(引用:ナタリー)と語っており、芝居との向き合い方はそれぞれ異なる。しかし、小学生の頃から付き合いのある藤原樹曰く、「自分が好きなことについてすごく追求するタイプ」(引用:livedoor)という長谷川も、一途な川村も、本質は同じ。川村が「(長谷川は)サラッとした感じに見えますが、誰よりも熱い」(引用:NYLON)と語るように、2人とも涼やかな表情の奥に熱い想いを秘めている。その向上心が俳優としての活躍に繋がり、今では演技をしている2人をきっかけにTHE RAMPAGEのことを知る人も増えてきているようだ。

 ボーカルやパフォーマーという垣根を越えて、何事にも全力投球な“かずまこ”コンビ……いや、“かずまこ”兄弟。だからこそ、素顔で甘えられるお互いの存在を特別に感じるのだろう。(斉藤碧)

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