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マドンナやコールドプレイのカバー、Miguelの新曲も 『クレイジー・リッチ!』はサントラも話題

リアルサウンド

18/9/15(土) 11:00

 シンガポールを舞台に恋人とそのセレブ一族との間で揺れる独身女性の葛藤と成長を描いた映画『クレイジー・リッチ!』のサウンドトラックが発売中だ。

 本作は、世界17か国で出版されベストセラーとなった大人気小説を映画化したもの。突然セレブの世界へと足を踏み入れた、ニューヨークで働く独身女性レイチェルが、裏の顔を持った女たちからの嫌がらせに立ち向かうさまを描く。

 本作のサウンドトラックは、ほとんどの楽曲がアジアンアーティストで構成。伝統的な中国の歌をスウィングジャズバンドが奏で、アメリカのスタンダード曲やロックを現代アジアのアーティストたちがカバーすることで、本作のストーリーを鮮やかに、そしてオリエンタルに仕上げている。

 オープニングから爽快な気分にしてくれる「Money」は、1959年に発表されたバレット・ストロングの大ヒットナンバー。かつてビートルズもカバーしたこの名曲を、若手アジアン歌手シェリル・Kがカバーしている。「Money」はエンドロールでも使用されるが、こちらは劇中で主人公レイチェルの親友ペク・リンを演じたオークワフィナのオリジナルラップが入っており、ラッパーとしても活躍する彼女の活躍を堪能できる。

 また、本編の中でも一番の見せ場となる、目も眩むほどゴージャスな結婚式で流れるのは、エルヴィス・プレスリーの名曲「好きにならずにいられない(Can’t Help Falling In Love)」。日系アメリカ人で日本人とのハーフである歌手キナ・グラニスが、アコースティックバージョンでカバーしている。レイチェルと恋人ニックの心情が歌詞とリンクし、「どんな壁が立ちはだかろうと、恋には落ちてしまうもの」というメッセージが伝わる内容となっている。

 その他、マドンナ「Material Girl」やコールドプレイ「YELLOW」のアジアンアーティストによるカバー曲も収録。特に、中国系アメリカ人である南カルフォルニア大学の大学生キャサリン・ホーがカバーした「YELLOW」は、本作にとっても一番奥深いテーマを持つ楽曲となっている。タイトルの“YELLOW”はもともとアジア人への差別用語として使用されている言葉だが、ジョン・M・チュウ監督は、「我々がイエローと呼ばれるならばそれを美しいものにしよう」と、この楽曲の使用を決定。一度はコールドプレイに楽曲使用を断られてしまうが、監督自らコールドプレイのメンバーに手紙を書き、熱意を伝えたところ、24時間以内に許諾を得られたそうだ。(参考:The Hollywood Reporter|’Crazy Rich Asians’: Read the Letter That Convinced Coldplay to Allow “Yellow” in the Movie)

 さらに、世界屈指の大ヒットメーカー、マーク・ロンソンがプロデュースした、人気R&BシンガーのMiguelが歌う「Vote」も収録。本作のサントラのために作られた新曲として発表され、話題を呼んでいる。

 上記以外にも、様々なアジアンアーティストが参加している本作のサウンドトラック2種(ソング盤・スコア盤)は、現在Amazonで購入することができる。 (リアルサウンド編集部)

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