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柳楽優弥、有村架純、三浦春馬が広島で会見、第2次世界大戦描く「太陽の子」語る

ナタリー

20/7/8(水) 20:14

「太陽の子 GIFT OF FIRE」完成試写会の様子。左から有村架純、柳楽優弥、三浦春馬。

ドラマ「太陽の子 GIFT OF FIRE」の完成試写会が本日7月8日に広島・NHK広島放送局で行われ、キャストの柳楽優弥、有村架純、三浦春馬が出席した。

第2次世界大戦末期に新型爆弾の開発を命じられた研究者ら若者たちの姿を、史実をもとに描く本作。原子物理学を志す科学者の卵・石村修を柳楽、修の弟・裕之を三浦、兄弟がひそかに思いを寄せる幼なじみ・朝倉世津を有村が演じる。NHK大河ドラマ「青天を衝け」も手がける黒崎博が作・演出を担当した。

「とても重大な事実をベースにしたストーリーということで、撮影が始まる前は正直とても怖かったです」と撮影前の胸中を吐露した柳楽。「その中で、演出の黒崎さんが勉強する機会を設けてくださったり、有村さんや春馬くんほか、何度か共演させていただいたキャストの方々が多かったので、とても心強く感じました。スタッフキャストの皆さんと一緒になって、しっかり学びながら撮影に挑むことができました」と振り返る。

有村は「完成した作品を観たときに、今だからこそ観ていただきたい作品だと強く思いました」と感想を語り、「新型コロナウイルスなどの影響で世界中が変わりつつある中、国同士、人間同士の混乱も生じており、改めて平和について考えるときだと思います。構想から制作まで十数年と温められ、今このタイミングで『太陽の子』を観ていただけるのは奇跡だと思いますし、そこに参加することができてとても光栄です」とコメントした。

三浦は「当時を力強く生き抜いた科学者の視点を強く描いた作品」と本作を紹介。そして「このドラマは戦争、そして平和という大きなテーマが掲げられていると思います。僕たちの仕事は想像力を皆様に届ける仕事ですし、この作品を通して皆さんが戦争というものを考える大きなきっかけになればと思っています」と願いを込めた。

ドラマ「太陽の子 GIFT OF FIRE」は7月11日にNHK BS8Kで先行放送され、終戦記念日となる8月15日にNHK総合にてオンエア。なおテレビドラマ版とは違う視点で描く国際共同制作映画「太陽の子」も製作が決まっている。

国際共同制作 特集ドラマ「太陽の子 GIFT OF FIRE」

NHK BS8K 2020年7月11日(土)15:00~16:20
NHK総合 2020年8月15日(土)19:30~20:50 ※NHK BS8K、BS4Kでも同時放送

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