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HBO『ラヴクラフトカントリー 恐怖の旅路』に荒俣宏、佐野史郎らコメント

CINRA.NET

20/10/12(月) 12:00

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HBOドラマ『ラヴクラフトカントリー 恐怖の旅路』の日本版キーアートビジュアル、著名人コメントが到着した。

ジョーダン・ピール、J・J・エイブラムスらが製作総指揮を務める同作のあらすじは、行方知れずになっている父を探すため、故郷シカゴに戻ってきた主人公アティカスが、友人のレティーシャ、伯父ジョージと共に、ジム・クロウ法が制定されている南部に旅に出るが、黒人に対する人種差別が公然と行なわれている現実の試練の中で、怪奇小説家ラヴクラフトの本から飛び出したかのようなモンスターに直面することになるというもの。アティカス役をジョナサン・メジャース、レティーシャ役をジャーニー・スモレット、ジョージ役をコートニー・B・ヴァンスが演じている。

コメントを寄せたのは、2話まで視聴した荒俣宏、伊賀大介、上田航平(ゾフィー)、宇野維正、オカモトコウキ(OKAMOTO'S)、佐野史郎、ジャガモンド斉藤、杉山すぴ豊、田辺剛、人間食べ食べカエル、丸屋九兵衛、三上丈晴(『月刊ムー』)、RAM RIDER。

同作は、10月24日からAmazon Prime Videoチャンネル 「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」で配信。11月26日から字幕版、11月30日から吹替版がBS10スターチャンネルで放送される。

荒俣宏のコメント

まずはいきなり、「火星で怪物と大あばれ」のパルプ雑誌=ラヴクラフト的怪奇が全開する。だから安心して、そこから一転するアメリカの実に根深い本物のホラーに向き合ってほしい。これは二重の暗黒でできたドラマだから。

伊賀大介のコメント

HBOがまたやりやがった!!!!ジョーダン・ピールとJ・J・エイブラムスの合体!と聞いて、一瞬疑ってホントすみません。人種差別もファンタジーもガッチリ描きつつ、必ず次回が観たくなるクリフハンガーという、二人の持ち味が炸裂しまくる構成に完全にヤラれました。都合の悪い事も全て炙り出す、美しくも恐ろしい「グリーンブック」!!必見。

上田航平(ゾフィー)のコメント

リアルな人種差別を描いた作品として主人公たちの行末を固唾を飲んで見守っていると、いきなり平手打ちを食らったように異常な世界へぶっ飛ばされました。しかもこの世界、とんでもなく奥が深そうです。即続き求む。

宇野維正のコメント

初回放送時、アメリカのメディア、批評家、視聴者のタイムラインが『ラヴクラフトカントリー』一色になった理由がわかった!
公民権運動前夜の燻った熱が、SF&ホラーの異世界で発火して、その炎が「アメリカ現代史」を焼き尽くしていく。
革命的傑作誕生の予感。

オカモトコウキ(OKAMOTO'S)のコメント

アメリカのエンターテイメントが強い理由は、その自己批判精神にある。50年代のアメリカの暗部を描くことで、同時に題材的にも“Now”な作品に仕上げる離れ技。とはいえ社会派一辺倒ではなく演出も斬新で最新、エンタメとして一流。J・J・エイブラムスとジョーダン・ピールという今最も注目される二人が手を組み、差別問題、ホラー、ラヴクラフト、全てを取り込んだ、全く新しいタイプの作品を作り上げた。

佐野史郎のコメント

コロナ禍で世界の正体が白日のもとに晒された今、白黒転倒させ愛を込めてクニを構築し直さなければもう生きてはいけない。これは架空の神話ではない。鏡の向こうの現実に生きるしかない者たちへの魂の救済の扉だ。

ジャガモンド斉藤のコメント

「映画ファン ホイホイ」とも言うべきたまらない2人の監督の組み合わせに吸い寄せられ観てみたらドハマリ。最初は社会派ドラマかと思いきや後半のワクワク展開に「JJ~!」と心が叫ぶこと間違いなし。社会問題とエンタテイメントをミックスさせた良質なSFホラードラマです!この先、全く予想が出来ない…早く続きが観たい!

杉山すぴ豊のコメント

すでに2話分見た段階で『ゲット・アウト』『アス』と同じぐらいの満足度。ラヴクラフト生誕130周年である2020年はブラック・ライヴズ・マターの声があがった年。この2つのひきあわせが生んだ奇跡のドラマです!

田辺剛のコメント

怪物のように黒人を追う差別主義者の白人達も怪物に襲われていく。現実の歴史を幻想的な物語に統合したラヴクラフト、その名を冠したラヴクラフトカントリーは今を描いた黒人の抗議ドラマに収まらない自由な面白さがある。

人間食べ食べカエル

第一話から異形好きにはたまらないグロスペクタクルな映像が待ち受ける!人喰いツイッタラー的にはアゴ縦喰いシーンが必見。
血みどろの惨劇だけでも腹一杯だが、そこで終わらせないのがジョーダン・ピールという男……!

丸屋九兵衛のコメント

クトゥルー、赤色人、トライポッド、栄光の42番、ローザ・パークス……ダーク・ファンタジー&SFが、アメリカ社会の諸問題と奇跡の邂逅を果たす! わたしのためにあつらえたような物語、その映像化に感謝を。

三上丈晴(『月刊ムー』)のコメント

この作品自体が魔道書である。まさに魔鏡だ。禁断の魔術によって、アメリカをはじめ現代社会における人間の闇を映しだす。黒い封印は解かれた。虚実が反転した世界において、もうひとつの天地創造が今、始まる。

RAM RIDERのコメント

1950年代のアメリカを舞台に現実とフィクションが交差するマンハントホラー?「嫌な雰囲気」の充満するレストランでの対応や警官とのやりとりに考えさせられつつ、「追う者と追われる者」の関係を破壊するあまりにも意外な展開に目が離せなくなりました。とにかく続きが気になる一作です。

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