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有村架純×林遣都が舞台で共演 加藤拓也演出『友達』15名の豪華キャスト発表

ぴあ

シス・カンパニー公演『友達』(上段左から) 林遣都 有村架純 鈴木浩介 (下段左から) 浅野和之 キムラ緑子 山崎一

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シス・カンパニー公演『友達』が、9月に東京・新国立劇場小劇場、10月上旬に大阪・サンケイホールブリーゼで上演される。この度、本作に有村架純や林遣都らが出演することが発表された。

本作はシス・カンパニーと加藤拓也が『たむらさん』(2020年10月上演)に続いてタッグを組んだもの。NHK よるドラ『きれいのくに』脚本でも注目を集めている気鋭の劇作家・演出家、加藤拓也が今回向き合うのは、生前「最もノーベル文学賞に近い作家」と呼ばれ、世界的評価も高い安部公房の戯曲『友達』である。

安部が半生の情熱を傾けた演劇活動を語る上でもひと際輝くこの作品は、彼の小説『闖入者』をベースに戯曲で、1967年(昭和42)に青年座で初演された。さらに同年の「谷崎潤一郎賞」を受賞し、三島由紀夫をして「安部公房氏の傑作」と言わしめたという。

主人公をジワジワと取り囲んでいく謎の9人家族や周囲の人々の論理に、気鋭の演劇人・加藤拓也が大胆に切り込む。

不条理な状況に追い込まれていく「男」を演じる鈴木浩介に迫るのは、安部公房スタジオ出身の浅野和之、硬軟自在な演技で魅了するキムラ緑子、第28回読売演劇大賞最優秀男優賞に輝いた山崎一が率いる謎の3兄弟・3姉妹たち。

さらにドラマ『姉ちゃんの恋人』での共演が人気を呼んだ有村架純と林遣都が、小劇場空間で家族として登場。その有村は2014年『ジャンヌ・ダルク』以来7年ぶり2度目の舞台出演となる。

加えて岩男海史や大窪人衛、富山えり子、伊原六花、内藤裕志、長友郁真、手塚祐介、西尾まり、鷲尾真知子の盤石な布陣が実現。今後の続報に期待してほしい。

なお、公演日程等の詳細は随時、公演サイトやシス・カンパニーSNSなどで観ることが可能となっている。

■公演情報
シス・カンパニー公演『友達』
作:安部公房
上演台本・演出:加藤拓也
出演:
浅野和之(祖父) 山崎一(父) キムラ緑子(母) 林遣都(長男) 岩男海史(次男)
大窪人衛(三男) 富山えり子(長女) 有村架純(次女) 伊原六花(三女) 鈴木浩介(男)
西尾まり(婚約者) 内藤裕志(警官) 長友郁真(警官) 手塚祐介(弁護士) 鷲尾真知子(管理人)
9月、東京・新国立劇場小劇場
10月上旬、大阪・サンケイホールブリーゼにて上演

公式サイト:https://www.siscompany.com/tomodachi/

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