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吉川愛、『ラーヤと龍の王国』ヒロイン役で声優初挑戦 「絶対に受からないと思っていた」

リアルサウンド

21/2/2(火) 4:00

 3月5日より映画館およびディズニープラスプレミアアクセスにて同時公開・配信されるディズニー最新作『ラーヤと龍の王国』の日本語吹替版キャストとして、吉川愛の出演が決定した。

 本作は、“龍の王国”を舞台に繰り広げられる少女ラーヤの戦いと成長を描くファンタジー・アドベンチャー。ラーヤは、聖なる龍の力が宿るという“龍の石”の守護者一族の娘。遠い昔に姿を消した “最後の龍”の力を蘇らせ、再び世界に平和を取り戻すため、一人旅立つ。

 アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞した『ベイマックス』のドン・ホールと『ブラインドスポッティング』のカルロス・ロペス・エストラーダの2人の監督がタッグを組み、『モアナと伝説の海』のオスナット・シューラー、『アナと雪の女王』シリーズのピーター・デル・ヴェッコが製作を担当した。

 吉川は、ディズニーUS本社のオーディションを経て射止めたこの『ラーヤと龍の王国』のラーヤ役で、声優初挑戦となる。

 大のディズニー好きだという吉川は今回のラーヤ役抜擢について、「絶対に受からないと思っていたので、受かったと聞いた時には『これは現実なのか?』と信じられなかったです。はじめは喜びの方が大きかったのですが、初めて声優をやらせていただくのがまさかのディズニーさんということもあり、だんだん緊張の方が増してきました」と、初の声優の仕事でディズニー作品へ参加できた喜びと同時に、プレッシャーを感じたことを明かした。

 吹き替えの演技については「普段ドラマや映画だと、表情や動きでうまく表現することができるんですが……。声だけで表現するというのはものすごく難しい」と、普段とは異なる苦労もあったという。また、ラーヤと自身の重なる部分については「私自身、初めてお会いする方に対して慎重すぎるところがあって、そこはラーヤに共感できるなと思いました。ラーヤのように過去に何かがあったわけではないのですが、大人になるにつれ慎重になっていき……」と語る一方、武術に長けたラーヤに対して「私は運動神経がよくないほうなので、羨ましいなって思いながら吹替をやっていました(笑)」と笑顔を見せた。

 また、「一緒に旅をするトゥクトゥクが特に癒されるキャラクターですが、どのキャラクターも本当にかわいいです」「ひとつになるには『お互いを信じあうことが大事なんだよ』と教えてくれる、『自分が信じたら、相手も信じてくれる』と、そんな風に自分を変えることができるような、ものすごく素敵な作品だと思います」と本作の見どころを語った。

 さらに、世界を救う鍵となる“最後の龍”シスー役を高乃麗、ラーヤの父親ベンジャ役をディズニー作品『ズートピア』でニック役も担当した森川智之が務める。

■公開・配信情報
『ラーヤと龍の王国』
3月5日(金)映画館およびディズニープラスプレミアアクセス同時公開・配信
※プレミアアクセスは追加支払いが必要
監督:ドン・ホール、カルロス・ロペス・エストラーダ
製作:オスナット・シューラー、ピーター・デル・ヴェッコ
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
原題:Raya and the Last Dragon
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