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オリヴィエ・アサイヤス×ジュリエット・ビノシュ『冬時間のパリ』12月公開 ポスタービジュアルも

リアルサウンド

19/9/30(月) 12:00

 オリヴィエ・アサイヤス監督最新作『Non-Fiction(英題)』が、『冬時間のパリ』の邦題で12月20日よりBunkamuraル・シネマほかにて全国順次ロードショーされることが決定し、あわせてポスタービジュアルが公開された。

参考:『パーソナル・ショッパー』オリヴィエ・アサイヤス監督インタビュー「映画の本当の観客は若者だ」

 ジュリエット・ビノシュ、ギョーム・カネ、ヴァンサン・マケーニュなどフランスを代表する俳優が出演する本作は、エリック・ロメールの『木と市長と文化会館』に着想を得たラブストーリー。魅力的な冬のパリを背景に、迷える男女の愛の行方とパリの出版業界を共鳴させつつ、洗練された会話とユーモアで活写していく。

 敏腕編集者のアランは、電子書籍ブームが押し寄せる中、なんとか時代に順応しようと努力していた。そんな中、作家で友人のレオナールから、不倫をテーマにした新作の相談を受ける。内心、彼の作風を古臭いと感じているアランだが、女優の妻・セレナの意見は正反対だった。そもそも最近、二人の仲は上手くいっていない。アランは年下のアシスタントと不倫中で、セレナの方もレオナールと秘密の関係を結んでいる。時の流れと共に、変わりゆくもの、変わらないものとは? もつれてこんがらがった二組の夫婦は、それぞれの幸せを模索していく。

 公開されたポスタービジュアルは、「人生は一冊の本に似ている」というキャッチコピーとともに、ビノシュを取り囲むように散りばめられたカネ、マケーニュらの姿が切り取られている。(リアルサウンド編集部)

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