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乃木坂46 齋藤飛鳥ら“だいたいぜんぶ世代”がグループの中心に? 新成人メンバーの躍進を振り返る

リアルサウンド

19/1/13(日) 7:00

 乃木坂46の新成人メンバーが、1月11日に乃木神社にて成人式を行なった。グループの結成年、白石麻衣や松村沙友理らが参加した2013年より毎年恒例となっている成人式も、本年で7回目を迎える。今年成人式に参加したのは、1期生から齋藤飛鳥、2期生から伊藤純奈、佐々木琴子、鈴木絢音、寺田蘭世、3期生から梅澤美波、4期生から田村真佑。和田まあやは、舞台『ユニコーン』上演スケジュールの都合上、欠席となった。

参考:乃木坂46 齋藤飛鳥、鈴木絢音、梅澤美波らは“だいたいぜんぶ世代”? 乃木神社で語った新成人の目標

 2015年に西野七瀬や桜井玲香らが参加した年には「華の94年組」と呼び、星野みなみや樋口日奈らが参加した昨年は、白石麻衣の写真集『パスポート』が大ヒットの最中であったことから「白石越え目指し世代」。そして、今年は1期生から4期生まで全ての期生メンバーが揃っていることから「だいたいぜんぶ世代」と現在開催中の企画展『乃木坂46 Artworks だいたいぜんぶ展』にかけて名付けられた。

 式の中で齋藤も触れているが、1期生は齋藤、和田で全員が成人式を迎えたことになり、実質1期生から4期生が成人式の場に揃うのは最初で最後ということでもある。結成当時、最年少メンバーだった齋藤が、年長メンバーの白石と共にエースとしてグループを牽引しているのは、乃木坂46の層の厚さとこれからも続いていくグループの人気を確信させる。

 そう期待させる要素のひとつとして、昨年からの齋藤の躍進が大きい。昨年8月に発売された21thシングル『ジコチューで行こう!』で2回目の単独センターを任された齋藤は、グループ初となる全国ドーム&スタジアムツアー『真夏の全国ツアー2018』の先頭に立ち、ツアーを成功に導いた。10月には初の映画出演で、ヒロインに抜擢された『あの頃、君を追いかけた』が公開に。12月にはドキュメンタリー番組『情熱大陸』(TBS系)でフィーチャーもされた。その番組内では、現在アジア進出が活発化している乃木坂46の中でも、ミャンマー人の母を持つハーフの齋藤が入り口としてのキーマンとして存在していることが示されており、運営スタッフからの期待値の高さが伺える。ほかにも、報道番組『news zero』(日本テレビ系)への出演、『LINE NEWS Presents「NEWS AWARDS 2018」』「アイドル部門」での受賞、『「はたちの献血」キャンペーン』『だいたいぜんぶ展』『成人式』と3日連続での会見出席、今月からスタートするドラマ『ザンビ』(日本テレビ系)の主演……と、多くのトピックが彼女の人気、ポテンシャルの高さを物語っている。

 成人式にて、齋藤の両隣に立ったのは、寺田と梅澤。寺田は、昨年末の『日本レコード大賞』(TBS系)で大賞を受賞した「シンクロニシティ」選抜メンバーでもあり、アンダーアルバム『僕だけの君~Under Super Best~』収録の「その女」でセンターを務めるなど、選抜とアンダー両極で活躍するメンバー。昨年、3期生の中でも多くの舞台を経験した梅澤は、「シンクロニシティ」にて卒業した生駒里奈の“裏センター”ポジションを引き継ぎ、「ジコチューで行こう!」で正式に初選抜入り。最新シングル「帰り道は遠回りしたくなる」では、フロントポジションまで躍進を遂げている。田村は今後、4期生の最年長として同期メンバーを含め、そのフレッシュさでグループの起爆剤となるような活躍にも期待したい。

 今年、成人を迎えるメンバーは、2期生から渡辺みり愛、3期生から山下美月、向井葉月、大園桃子の4名。18thシングル表題曲「逃げ水」で与田祐希と共にダブルセンターを務めた大園、舞台、映画、ドラマ、モデルと引っ張りだこの上、フロントポジションの常連となっている山下、と来年の新成人に目を向けてもメンバー一人ひとりの質の高さが見えてくる。

 西野七瀬、若月佑美といった選抜常連組が卒業し、メンバーが大きく入れ替わるであろう次のシングルでは、齋藤ら「だいたいぜんぶ世代」を筆頭とした、若いメンバーが中心になっていくフォーメーションが形作られるのかもしれない。(渡辺彰浩)

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