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変態紳士クラブ・イン・ザ・キャッスル!聖地・大阪城ホールをクラブ部員と揺らした最高の1日

ナタリー

変態紳士クラブ「変態紳士舞踏会 in 大阪城ホール」のエンディングで撮影された“証拠写真”。(Photo by cherry chill will.)

変態紳士クラブのワンマンライブ「変態紳士舞踏会 in 大阪城ホール」が8月5日に大阪・大阪城ホールで開催された。

昨年開催予定だった全国ツアーがコロナ禍を受けて中止となるも、今年1stアルバム「ZURUMUKE」を完成させ、YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」やテレビ朝日系「ミュージックステーション」への出演でその名を全国に轟かせた変態紳士クラブ。今回のワンマンライブはその勢いに乗って5月に開催される予定だったところ、新型コロナウイルスの感染拡大状況を受けて延期になっていたものだ。大阪城ホールは、大阪出身の変態紳士クラブにとって聖地と言える場所。昨年2月のワンマンライブ以降、彼らは有観客のライブを一切行っておらず、ただこの日に向けて力を蓄えてきた。

そして迎えた当日。大阪城ホールは、メンバー同様にライブの開催を待ちわびていた約5000人のファンで埋め尽くされる。開演時間が近付くにつれ、フロアはどんどん活気を増していき、今にも叫び声が上がりそうだ。そんな中、暗転したステージに現れたGeGとバンドメンバーの林拓也(B)、山岸竜之介(G)、Tatzma the Joyful(G)、竹村仁(Dr)、平畑徹也(Key)、しゅうまいカルテットがライブの幕開けを告げる熱演を繰り広げると、「We are the 変態紳士クラブ in da building!」と叫びながらWILYWNKA、VIGORMANが飛び出してきた。そのまま2人は「Do It」になだれ込み、GeG率いるバンドと一体になって「CIROC」「P-BOYZ」を連発。溜めに溜めた分だけパンチ力を増したパフォーマンスで観客を圧倒した。

「去年1年悪いこともいっぱいあったと思う。その分、今日は最高な1日をメイクするために遊ぼうぜ」というWILYWNKAの言葉から、彼らは「GOOD and BAD」「On My Way」を続けてパフォーマンス。どちらも自分が信じた道を進み続けるという彼らの姿勢がありのままに示された楽曲だ。よくも悪くも他人の意見を聞かずに生きてきたというVIGORMANが「自分の人生、誰にも舵取らせずに俺らと一緒に好きにやりましょう」と呼びかけると、変態紳士クラブの代表曲「すきにやる」へ。コロナ禍によりシンガロングは封じられている状況だが、観客は爆発的に盛り上がり、ホールを熱狂的なムードで満たした。

その後も変態紳士クラブとバンドメンバーは勢いを止めずにライブを進行。ドライブ感あふれる「Get Back」から「湾岸TWILIGHT NIGHT」につなげ、「湾岸TWILIGHT NIGHT」ではTatzma the Joyfulと山岸がステージ中央でテクニカルなギタープレイを繰り広げた。その熱いパフォーマンスを受けてMC2人は上着を脱ぎ、「人の波が本物の波に見えてきてしまった」というVIGORMANの前振りから夏ソング「WAVY」へ。同じくサマーチューンの「Hey Daisy」、エロティックなリリックの「Romantic Blue」が続けて届けられた。

WILYWNKAとVIGORMANは、日頃いろんな人に怒られて謝っているという自分たちのことをプロの“懺悔士”と語りつつ、それを超える懺悔の師範代としてGeGを紹介。この日初めて口を開いたGeGは「この前もやってもうて。謝る前に縁切られた。そんときずっと塞ぎ込んでたんやけど、お前らがずっとおってくれて」と振り返る。そんなGeGの個人的な出来事から作られた“懺悔ソング”が「Sorry」だ。切なくも心地いいサウンドに乗せて、WILYWNKAとVIGORMANがGeGの思いを代弁するリリックを優しく歌い上げた。ここで暗転した場内に繊細な歌声が響きわたるとkojikojiが登場。彼女を迎え入れた変態紳士クラブは、秋公開予定の映画「EUREKA/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション」の主題歌「Eureka」を披露し、観客を夢心地にいざなった。

kojikoji退場後には、観客の中から選ばれた10名にメンバーのサインが入った1stアルバム「ZURUMUKE」のアナログ盤がプレゼントされるサプライズもありつつ、「HERO」を皮切りにライブはいよいよ後半戦に突入する。この曲ではメンバーの合図でファンがしゃがんだあと一斉にジャンプ。変態紳士クラブのクラブ部員であるファンとメンバーで一体になって城ホールを揺らした。残る力を「ボロボロ」で振り絞り、「DOWN」「オレンジ」でエモーショナルなムードを生み出していく変態紳士クラブ。初ライブは600人のキャパに対して10人しか観客がいなかったという思い出を振り返りつつ「Good Memories」を披露し、「5 O’clock」で楽しい時間が終わってしまう名残惜しさを歌った。

一度ステージを去ったあと、鳴り止まない拍手に応じて、変態紳士クラブはバンドメンバーとともに再登場。また次のライブで会おうという気持ちを込めて「See You Later」を披露した。そして「みんなが集まってくれたおかげで、今日めちゃめちゃ気持ちいい“夜風”感じると思います。ビュンビュン吹かすぜ」とWILYWNKAが告げると、変態紳士クラブ最大のヒット曲「YOKAZE」へ。この曲でファンは自発的にスマホのライトを点灯させ、最高のエンディングをメンバーと一緒に作り上げた。感動的なムードがあふれる中、まだサプライズがあるというGeGの指示で観客がステージ両サイドのモニタに目を向けると、東京・日本武道館を舞台にしたワンマンライブが来年2月20日に開催されることが発表された。大喜びするファンに武道館で再会しようと呼びかけた変態紳士クラブは、最後にその“証拠写真”となる集合写真を撮影。大きな拍手に包まれながら、念願の城ホールワンマンに幕を下ろした。

変態紳士クラブ「変態紳士舞踏会 in 大阪城ホール」

2021年8月5日 大阪城ホール セットリスト

01. INTRO ~変態紳士舞踏会~
02. Do It
03. CIROC
04. P-BOYZ
05. GOOD and BAD
06. On My Way
07.すきにやる
08. Get Back
09. 湾岸TWILIGHT NIGHT
10. WAVY
11. Hey Daisy
12. Romantic Blue
13. Sorry
14. Eureka(feat. kojikoji)
15. HERO
16. ボロボロ
17. DOWN
18. オレンジ
19. Good Memories
20. 5 O'clock
<アンコール>
21. See You Later
22. YOKAZE

変態紳士舞踏会 in 日本武道館

2022年2月20日(日)東京都 日本武道館

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