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劇団四季が“一歩踏み出す大切さ”描く「カモメに飛ぶことを教えた猫」開幕

ナタリー

19/4/20(土) 10:15

劇団四季 ファミリーミュージカル「カモメに飛ぶことを教えた猫」より。(撮影:上原タカシ)

劇団四季のファミリーミュージカル「カモメに飛ぶことを教えた猫」が、本日4月20日に神奈川・相模女子大学グリーンホール 大ホールで開幕する。

本作は、チリのルイス・セプルベダの同名児童小説を原作とした新作ミュージカル。ある夏の日、ドイツ・ハンブルクの港町に暮らす黒猫ゾルバは、重油にまみれて息絶え絶えのメスのカモメ・ケンガーと出会う。ケンガーは「私の卵を食べないで」「ヒナがかえるまで面倒をみて」「ヒナに飛ぶことを教えて」とゾルバに告げ、そのまま息絶えてしまった。ゾルバは戸惑いながらも、彼女との約束を果たすことを決意し……。演出は山下純輝が務め、作曲を宮崎誠、振付を萩原隆匡がそれぞれ手がけている。

昨日4月19日の舞台稽古でゾルバ役を務めた笠松哲朗は、開幕に際し「この作品のメッセージである『勇気をもって、一歩踏み出すことの大切さ』を全国各地のお客様にお届けできるよう、精一杯舞台を務めてまいります」とコメント。本作は相模女子大学グリーンホール 大ホール公演を皮切りに、宮城や福島、静岡、愛知、広島など全国を巡演する。詳細なスケジュールは劇団四季の公式サイトで確認を。

笠松哲朗コメント

26年ぶりの新作ファミリーミュージカルとして、劇団が一丸となり、いちから作品を創り上げてきました。この作品に携われたことを大変嬉しく思います。
ゾルバは、ある日突然、カモメの子フォルトゥナータの母代わりを任される役どころ。彼女との出会いを通じて、自分の殻を破り、成長していきます。
この作品のメッセージである「勇気をもって、一歩踏み出すことの大切さ」を全国各地のお客様にお届けできるよう、精一杯舞台を務めてまいります。

劇団四季 ファミリーミュージカル「カモメに飛ぶことを教えた猫」

2019年4月20日(土)~
全国各地

脚本・作詞:劇団四季 企画開発室
演出:山下純輝
作曲:宮崎誠
振付:萩原隆匡

※宮崎誠の「崎」はたつざきが正式表記。

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