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『Nizi Project』シーズン1最終話、韓国合宿進出メンバー決定 マコ「私にとっての人生」

リアルサウンド

20/3/29(日) 8:00

 3月27日、韓国の芸能事務所JYPエンターテインメントとソニー・ミュージックエンタテインメント、ソニー・ミュージックレーベルズによるガールズグループオーディションプロジェクト『Nizi Project』のHuluでのオーディション番組シーズン1の最終話が配信された。

(関連:『Nizi Project』第9話、SHOWCASE審査にTWICE モモ&サナ登場 マユカが3つのキューブを一気に獲得

 韓国での本格トレーニングに参加するため、ダンス・ボーカル・スター性・人柄を表すキューブ獲得に励んでいる地区予選突破の26名。前回に引き続き、最終的な韓国行きのメンバーを決めるためのステージ“SHOWCASE”が行われた。

 4組目のグループが登場する直前、オーディションの起案者であるJ.Y. Park氏は、審査員として参加したTWICEのモモとサナに「今またこういうオーディションに出るとしたら自信ある?」と質問。すると、二人はすぐに首を横に振る。モモが「やらないです(笑)。無理です」と即答するほど、今回のステージは緊張感に溢れていた。

 そんな中、元気よく登場したのは、リクがリーダーを務めるリマ、マヤ、レイ、フウナ、アヤネの6人グループ。彼女たちがJ.Y. Park氏から指定されたのは、miss Aの「Bad Girl Good Girl」という全歌詞韓国語の難易度の高い楽曲だった。全員が聞き馴染みのない曲に、メンバーは戸惑う。それでも48時間という限られた時間の中で、歌詞・ダンスを完璧に記憶するよう努めた6人。中でも、リマは英語でラップパートを書くという試練まで与えられた。また、ミスが続いたマヤが涙を流す場面も。そんな苦労もあったが、6人はそれぞれステージで魅力を発揮した。中でも、マヤとリマは審査員の心を掴み、TWICEの2人はリマのラップを絶賛。J.Y. Park氏は「長所は実際の実力よりもっと上手く見せられる能力」と、マヤの表現力と演技力を評価する。さらに「歌が本当に上手でした」「たくさん練習したんだろうなと思いました」と褒められたマヤは、その場で安堵の涙を流した。

 最後のチームは、ミイヒ、リリア、ミウ、カコ、アナの5人組。リーダーには、ミイヒが指名された。これまでどのテストでも、J.Y. Park氏から高評価を受けてきたエースのミイヒ。他のメンバーからも絶大な信頼を寄せられている彼女だったが、「リーダーという役割を一度もしたことがなかった」と不安を抱えていた。そんな彼女にさらなる試練が襲う。なんとメンバーのアナが、膝の痛みから辞退を表明。突然の別れにじっくり向き合うこともできないまま、ダンスと歌の両方を編成し直すことになった。そんなプレッシャーの中でも、ミイヒはチームメンバーをサポート。ステージでは、指定曲の「TT -Japanese ver-」(TWICE)でキュートなパフォーマンスを披露した。レベルの高いステージに審査員の3人は思わず笑顔に。J.Y. Park氏は「5人のリーダーのうち、ミイヒさんだけが僕を驚かせてくれました」とした上で、「欠点がないパフォーマンスでした」と称賛した。リリアとミウはJ.Y. Park氏から、才能があるが故の指摘を受ける。反対に、カコはこれまでキューブを獲得していなかったが、「今日ダンスが本当に上手でした」と再評価を受け、初めてのダンスキューブを獲得した。

 全部のチームが出揃い、JYPスタッフと参加者同士の友情投票による人柄評価を踏まえた最終審査が行われた。そして、いよいよ韓国へ行く最終メンバーが決定。この決定について、J.Y. Park氏は「韓国に行く参加者たちは、6カ月間デビューの準備をします」と語った。

 緊張の面持ちで並ぶ参加者たちの前で、J.Y. Park氏はそのメンバーを発表。まず、名前を呼ばれたのは最終順位1位を獲得したマコだった。涙を流しながら「今回が私にとっては最後(の挑戦)だった」と答えたマコに、同じくJYP練習生のミイヒ、SHOWCASEで高評価を受けたマヤが続く。さらにすべてキューブを獲得しているリマ、リク、ユナが選出された。追加合格者として、最初に選ばれたニナ。「ダンスキューブがまだもらえていないので、みんなより2倍、3倍(努力して)デビューできるように頑張りたい」と熱意を語った。その後もスズ、モモカ、リオ、アカリ、リリアの名前が続々と呼ばれる。「最後2名の追加合格者です」という言葉がJ.Y. Park氏の口から出ると、不安に押しつぶされそうになった参加者の目に涙が浮かんだ。その2名は、マユカとアヤカ。これまで泣いたことのないアヤカも涙を見せ、「私はまだ実力が全然足りていないし、選んでくださったことに恥じないように頑張りたいと思います」と参加者全員に宣言した。

 選ばれたメンバーもそうでない参加者も互いの功績を認め、別れを惜しむ。残念ながら最終メンバーに選ばれなかったフウナは「本当に大切な友達ができた」とコメント。1位のマコは、Nizi Projectについて「私にとっての人生」と笑顔で答えた。

 今回最終回を迎えた『Nizi Project』シーズン1。これから最終メンバーの14名は韓国に行き、デビューに向けた本格トレーニングを受ける予定だ。(苫とり子)

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