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小瀧望、『決してマネしないでください。』でコミカル路線に? まさかの冴えない“リケダン”を好演

リアルサウンド

19/11/2(土) 10:00

ジャニーズWEST・小瀧望が主演を務めるドラマ『決してマネしないでください。』(NHK総合)が10月26日に放送スタートとなった。

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 第1話は、小瀧演じる掛田理が学食のお姉さん・飯島さん(馬場ふみか)に恋をする様子が描かれた。工科医大理工学部の学生である掛田は、科学に没頭してしまう“リケダン”。一方で、理論立てて答えが導き出せない恋愛には疎く、苦手意識を持っている。しかし、食堂のボヤを消化器で消し止めた飯島さんの姿を見て、掛田は恋心を抱く。様々なアプローチで飯島さんへの恋心を紐解いていこうとする掛田だが、結果は散々。飯島さんへ告白をするも、言い回しがくどすぎて「何を言っているのか分からない」と言われてしまうが、振られたわけではなく「また実験を見に来ていいですか?」と興味をもってもらうことには成功したのであった。

 今回小瀧が演じる掛田は、恋愛経験ゼロの根っからの科学好き。興味のあるものだけには一心不乱に取り組む変わり者だ。第1話でも掛田の変わり者っぷりが分かるシーンが多々あった。テレス(Snow Man・ラウール)と有栖伊音(今井悠貴)が女性に抱きしめてもらった感覚が味わえるロボットを開発して盛り上がっているシーンでは、「正解のない問題(恋愛)に答えをだすのは苦手です」と興味を示さない。はたまた、飯島さんへの気持ちが恋なのか確かめるべく、「ニュートラルネットワークによる非線形システムの同定に関する研究」と題して自分の心拍数を測定しているシーンもあった。その様子を見たテレスと有栖は「難解だ」、「難しいのはこの男の思考回路だけだ」と頭を抱えてしまうほどだ。

 小瀧と言えば、これまで王道キャラを演じることが多かったのではないだろうか。映画『近キョリ恋愛』では、胸キュン王子様系の役、『もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~』や『白衣の戦士!』(ともに日本テレビ系)では少し変わったところはあるが周りから好かれる好青年役など、容姿端麗な小瀧にピッタリな役ばかりである。実際、いずれの役もSNS上で「爽やか」「かっこいい」「ときめく」という評判が目立っていた。言うならば、“陽キャ”的ポジションばかりだっただろう。しかし今回は少し毛色が違う。“陰キャ”とまでは行かずとも、掛田は明らかに“陽キャ”ではない冴えない男子学生だ。

 例えば、飯島さんが消化器でボヤを消す勇姿を見て恋心を抱いた時は面食らったような表情を浮かべたり、図らずとも合コンに参加した時はトイレに逃げて嘆いたり……。恋愛経験がないピュアな理工学生をやや誇張してコミカルに見せている。しかも、戸惑った時に目が泳いだり、大量の情報を早口で捲し立てるように話したり、脳内劇場を展開したりする様子はリアルで、小瀧の演技の広がりを感じることができる。掛田役を機に、できる芝居の領域が広がっていきそうな予感だ。

 11月2日放送の第2話では、恋愛免疫ゼロの掛田が飯島さんに近づくために様々な努力をしていく。今回はどんな冴えない姿をコミカルに見せてくれるのか。「本人はいたって真面目だからこそ面白い」、それを地で行く掛田というキャラクターから目が離せない。 (文=高橋梓

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