オーストラリアの“伝説の反逆者”ネッド・ケリーの半生を描いた「トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング」が6月18日に公開される。

本作はピーター・ケアリーの小説「ケリー・ギャングの真実の歴史」を「アサシン クリード」のジャスティン・カーゼルが実写化した伝記映画。主人公は19世紀のオーストラリアで、貧しいアイルランド移民の家庭に育ったネッド・ケリーだ。父の死後、生活のため盗賊のハリー・パワーに売り飛ばされたネッドは、ハリーの共犯として10代で逮捕・投獄されてしまう。出所後、娼館で暮らすメアリーと恋に落ち、家族のもとに戻るが幸せは長く続かない。権力者の貧しい者への横暴、家族や仲間への理不尽な扱いを目の当たりにし、権力に屈することを拒否したネッドは、兄弟や仲間たちと“ケリー・ギャング”を結成。国中にその名を轟かす“お尋ね者”となっていく。

ネッド・ケリーを演じたのは「1917 命をかけた伝令」のジョージ・マカイ。ハリー・パワーにラッセル・クロウ、ネッドを執拗に追い詰める警官・フィッツパトリックにニコラス・ホルト、ネッドの家族に横暴の限りを尽くすオニール巡査部長にチャーリー・ハナムが扮した。

このたび場面写真14枚も到着。あわせて解禁されたポスタービジュアルには「狂った世界を、ぶっ壊せ」というコピーが添えられた。

「スノータウン」のショーン・グラントが脚本を手がけたオーストラリア、イギリス、フランス合作映画「トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング」は東京・WHITE CINE QUINTO（ホワイト シネクイント）、新宿シネマカリテほか全国で順次ロードショー。

(c)PUNK SPIRIT HOLDINGS PTY LTD, CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION, ASIA FILM INVESTMENT GROUP LTD AND SCREEN AUSTRALIA 2019