Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play

A.B.C-Z、新曲「チートタイム」で新たな音楽性にチャレンジ “Aボタン連打ダンス”もポイントに

リアルサウンド

20/3/6(金) 6:00

 3月6日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に、A.B.C-Zが出演する。パフォーマンスするのは、3月18日にリリースされる8thシングルの表題曲である「チートタイム」。Johnny’s web内のブログにて、メンバーの戸塚祥太が「今までのA.B.C-Zになかった真剣に滑稽な作品」という言葉を残したため、ファンの間では「どんな曲なんだ?」と盛り上がりを見せていた。そして、2月18日のラジオ番組『A.B.C-Z 今夜はJ’s倶楽部』(NHKラジオ第1放送)で初オンエア、2月19日にはYouTubeにショートバージョンのMVがアップされた。3月6日の『ミュージックステーション』がパフォーマンス初披露となる。

(関連:A.B.C-Z、人気楽曲「ずっとLOVE」「花言葉」の魅力は? 『Mステ』出演を機に解説

 「チートタイム」は元気なイメージのあるダンスナンバー。公式HPによると「ストレスフリーな『ご褒美タイム』を表現したナンバーであり、曲を聴いている間はいろんなことを全て忘れて楽しんじゃいましょう!そして聞き終わったその瞬間からまた頑張っていきましょう!という応援的なメッセージも込められております」とあり、日々頑張る人をストレスから開放する“ご褒美ソング”であることがわかる。歌詞を見ても、〈「フレフレフレフレ!」って自分に向かって 時には褒めてもイイんじゃない?〉〈あれこれやっちゃいなよ! 今だけやっちゃいなよ!〉とリスナーを甘やかすような、ストレス過多な現代人にとって心強いメッセージが込められている。

 そして、確かに戸塚の言う通り、曲調は今までのA.B.C-Zの曲にはなかったタイプである。例えば、ディスコ調の「DAN DAN Dance!!」、ファンクやR&B要素が感じられる「Moonlight walker」などダンスナンバーはあったが、今回は電子音が特徴的。しいて言えば、3rdシングル表題曲「Reboot!!!」に近いが、「チートタイム」はより80~90年代の雰囲気が感じられるテクノのような楽曲に仕上がっている。初めて同曲を聞いた時は、「パラパラやDance Dance Revolutionの曲をもう少し今っぽくアレンジした曲」という感想を抱いた。曲全体を通しての速いビートとサビ部分のメロディラインのリフレインがそう感じた要因だろう。ちなみに、間奏部分にあるギターソロの音作り、畳み掛けるような音数のエンディングなど、所々に80~90年代のJ-POPを彷彿させる要素があるのもグッとくる。

 この「懐かしいダンス系ゲームの曲」という印象に沿うように、公開されたMVを見ると「LOADING」、「Completed!!」という文字やビットマップフォントなどが多用されていてゲーム画面風になっている。さらに今回のMVのポイントは筋トレ風ダンスの「ダンサ・サイズ」で、イントロ、サビ、間奏など随所に筋トレをベースとしたハードなダンスが組み込まれている。特にサビ部分の、頭上に腕をクロスしながらリズムを取るダンスは「Aボタン連打ダンス」と名付けられており、MVのポイントだ。とはいえ、決して難易度が高いものではなく、振りも繰り返す部分が多いためコンサートでは会場が一体となって踊っている光景が目に浮かぶ。

 そもそも、えび担はなぜか驚くほどデキる人々の集まりだ。「Legend Story」のMV撮影では集められたファンたちがその場で振り入れし、コンサートで初めてペンラ芸をしたときもタイミングは完璧、そして前作の「DAN DAN Dance!!」の振り付けもほとんどのファンが踊れていたことも知っている。「Aボタン連打ダンス」も、えび担にとって朝飯前なのではないだろうか。ぜひ、今夜21時はテレビの前で、それぞれ完璧な「Aボタン連打ダンス」を踊りながら、A.B.C-Zたちのパフォーマンスを見届けてみてはどうだろうか。(高橋梓)

新着エッセイ

新着クリエイター人生

水先案内

アプリで読む