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スペインを代表する現代アーティストの40年にわたる活動の全貌を紹介『ミケル・バルセロ展』開催

ぴあ

ミケル・バルセロ 《雉のいるテーブル》 1991年 作家蔵 ©ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2021. Photo: (c)Galerie Bruno Bischofberger

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現代のスペインを代表する美術家のひとり、ミケル・バルセロ(1957- )の全貌を日本で初めて紹介する展覧会が、2022年1月13日(木)より東京オペラシティ アートギャラリーにて開催される。

ヨーロッパを中心に精力的な活動をつづけるミケル・バルセロ(1957-)は、1982年に国際芸術展「ドクメンタ7」で注目を集めるようになる。以降、故郷であるスペインのマジョルカ島や、パリ、アフリカのマリなど、世界各地にアトリエを構え、各地の風土や文化、歴史と対峙しながら制作を続けてきた。これまで、マジョルカ島のパルマ大聖堂内礼拝堂の内部装飾や、スイス・ジュネーヴの国連本部の天井画など、壮大なプロジェクトも実現させている。

同展では、縦横2~3メートルを超えるサイズのスケール感豊かな絵画群、暗色の画布に漂白剤で描くバルセロ特有の肖像画「ブリーチ・ペインティング」、絵画の延長としての陶作品、パフォーマンス映像など、初期から現在に至るまでの制作活動を約90点で紹介する。

自然や宗教、歴史、風土との関わりから人間の存在をあぶり出し、その繊細で豊かな感受性を力強いエネルギーに変え創作物へと昇華させているミケル・バルセロ。これまで、日本ではほとんど未紹介だった「幻の画家」の全貌を知る貴重な機会となる。

ミケル・バルセロ 《海のスープ》 1984年 作家蔵 (c)ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2021. Photo: ©André Morin
ミケル・バルセロ 《飽くなき厳格》 2018年 個人像 作家蔵 (c)ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2021. Photo: ©Galerie Bruno Bischofberger Courtesy: Galería Elvira González
ミケル・バルセロ 《カピロテを被る雄山羊》 2006年  作家蔵  (c)ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2021. Photo: (c)Galerie Bruno Bischofberger
ミケル・バルセロ、マジョルカ島ファルーチのアトリエにて 2020 撮影:ジャン=マリー・デル・モラル www.jeanmariedelmoral.com

【開催概要】
『ミケル・バルセロ展』
会場:東京オペラシティ アートギャラリー
会期:2022年1月13日(木)~3月25日(金)
時間:11:00~19:00(入場は18:30まで)
休館日:月曜日(祝日の場合翌火曜日)、2月13日(日・全館休館日)
料金:一般 1,400円、大高1,000円
公式サイト:http://www.operacity.jp/ag/exh247

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