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「ダルマ」2021年版に笠原哲平が感慨「ODACらしさを感じていただける作品」

ナタリー

劇団TEAM-ODAC 第36回本公演「ダルマ(2021)」より。(撮影:石井小太郎)

劇団TEAM-ODAC「ダルマ(2021)」が、去る6月3日に東京・浅草花劇場で開幕した。

笠原哲平が脚本・演出を手がける「ダルマ」は、2009年の初演から劇団TEAM-ODACで繰り返し上演されている作品。劇中では、戦場から逃げてきた男・ダルマによる生きるための戦いが描かれる。主演を高品雄基、ヒロインを多田愛佳が務めるほか、出演者には馬越琢己、和田泰右、林勇輝らが名を連ねた。

本作について笠原は「今回の『ダルマ』という作品も『生きる』がテーマにもなっています。どんな苦難な時でも、諦めてはいけない、生きること自体が戦いなのだと……ただ、戦ってばかりだと疲れてしまいます……安らげる時間も大切です。古臭くもある、今作品ですが ODACらしさを感じて頂ける、そんな作品ではないかと思っています」と思いを述べている。

上演時間は約2時間30分で、公演は6月8日まで。また、明日6日18:00開演回はライブ配信される。配信は、公演終了後、アーカイブ視聴も可能となる。

笠原哲平コメント

まずは、コロナ禍がまだまだ続く中でも

出来る限りの感染対策をしながら稽古をしてきた役者の皆さんやスタッフ

劇場まで足を運んでくださった全てのお客様に感謝いたします。

僕ら劇団TEAM-ODACは、今年で15周年を迎えます。

色々なことがありましたが……気がつけば早い物だな~と感じています。

そんな中で、今回4度目の「ダルマ」という作品は

ODACとして、憧れの一つでもあった青山円形劇場(2015年:閉館)での公演でした。

今ほど、劇団員はおらず……

制作事なども踏まえて、分からない事だらけの中で 色々な方に叱られていたのを思い出します。

それでも、続けてこられた理由…それは「演劇、芝居が大好きで、コレで絶対に生きていく!」という思いが、代表の伊東大樹と2人であったからだと思います。

今回の「ダルマ」という作品も「生きる」がテーマにもなっています。

どんな苦難な時でも、諦めてはいけない、生きること自体が戦いなのだと……

ただ、戦ってばかりだと疲れてしまいます……安らげる時間も大切です。

古臭くもある、今作品ですが

ODACらしさを感じて頂ける、そんな作品ではないかと思っています。

劇団TEAM-ODAC 第36回本公演「ダルマ(2021)」

2021年6月3日(木)~8日(火)
東京都 浅草花劇場

脚本・演出:笠原哲平
殺陣振付:小栗諒
出演:高品雄基 / 馬越琢己、多田愛佳 / 和田泰右、林勇輝 / 清水佐紀、諸塚香奈実、清水麻璃亜(AKB48)、飯塚理恵、鈴木萌花(アメフラっシ)/ 草野博紀 / 三井淳平、松本祐一、渡邉響、益永拓弥 / 森遼、小林知史、壱岐翼、金城和己、坂上翔麻、片瀬なゆき / 澤田征士郎、小西啓太 / 平田裕一郎

※和田泰右と金城和己はWキャスト。

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