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上白石萌歌、中村勘九郎が「ポケットモンスター ココ」参加、少年とポケモン役に

ナタリー

20/7/31(金) 5:00

上段左から中川翔子、中村勘九郎、上白石萌歌、山寺宏一。下段左からカレン、ザルード、ココ、ゼッド博士。

「劇場版ポケットモンスター ココ」のゲスト声優が上白石萌歌と中村勘九郎に決定。山寺宏一、中川翔子の参加も明らかになった。

本作は、ポケモンに育てられた少年ココの姿を描いたポケモン映画第23弾。ポケモンたちの楽園・オコヤの森にやってきたサトシとピカチュウは、幻のポケモン・ザルードに育てられ、自身のことをポケモンだと信じる少年ココと出会う。その後オコヤの森に突然危機が訪れ、ポケモンと人間、親子の愛が試されることになるさまが映し出される。

上白石はポケモンと人間の狭間で揺れ動くココ、中村は森の掟を破って人間の子供ココを育てるザルードに息を吹き込む。また山寺は最先端技術を研究するビオトープ・カンパニーのゼッド博士役、中川は女性研究員・カレン役でキャスティングされた。

以前メキシコに住んでいた頃も周囲でポケモンが流行っていたと述べた上白石。「今回私が演じるのは“ポケモンに育てられた少年”ですが、血が繋がっていなくても親子だということだったり、人とポケモンとの絆など、色々なつながりがテーマの作品なのかなと思いました」と本作をアピールした。中村は「僕も子供が生まれてから、子供を見て学ぶことが本当にたくさんありますが、今回の物語はココを育てながら自分のことも見つけていくザルードの成長物語だと思います。“親子愛”の物語ですが、僕がとても涙もろいので、脚本を読んだ時もずっと泣いていました」と述懐する。

今年で連続出演23年目を迎える山寺は「ここ数年は、人間の役とポケモンの役を交互に演じさせて頂きましたが、本作で僕が演じるゼッド博士には中川さん演じるカレンが助手としてついているようなので心強い限りです」、今回が13作目の参加となる中川は「本作で私が演じるカレンは、私からすると憧れの大人の女性! しかもリケジョ!! 矢嶋監督が描く新しいポケモン映画で、私もたくさんチャレンジしたいです」とそれぞれコメントしている。

矢嶋哲生が監督を務め、冨岡淳広が矢嶋とともに脚本を担当した「劇場版ポケットモンスター ココ」は2020年冬に公開。

上白石萌歌 コメント

「劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション ポケモンレンジャーと蒼海(うみ)の王子 マナフィ」(2006年公開)は小学1年生の時初めて観た映画で、家族と一緒に映画館に観に行きました。ニンテンドーDSのゲームもやっていて、ポケモンという文化にずっと触れてきたので一緒に育ってきた感覚です。メキシコに住んでいた時も、現地の学校ですごく流行っていて、これが日本発信の文化なんだというのを身に染みて実感しましたし、ここまでみんなポケモンが好きなんだというのを海外に住みながらもずっと感じていました。小さいころは“ポケモンかわいいな”っていう視点で見ていたものが、大人になった今、こんなに深いメッセージが込められていたんだと感じるようになりました。今回私が演じるのは“ポケモンに育てられた少年”ですが、血が繋がっていなくても親子だということだったり、人とポケモンとの絆など、色々なつながりがテーマの作品なのかなと思いました。ザルード役の勘九郎さんはザルードにどう息を吹き込むんだろうと楽しみにしています。

中村勘九郎 コメント

「劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲(1998年)」は、高校生の時に映画館で観ましたし、昨年公開した「ミュウツーの逆襲 EVOLUTION」も子供たちと一緒に観に行きました。僕たちは歌舞伎の稽古では長い時間一緒にいますが、なかなか普段遊びに行くのもスケジュールが合わないので、そういう時に子供たちと一緒に観に行けるポケモンのような作品は、貴重な親子の時間になりますね。ゲスト声優に抜擢されたときは、アニメの声優をやりたいとずっと思っていたのに加えて、初めて挑戦する声優のお仕事がこんなに長く愛されている「ポケモン」だというのが嬉しかったです。僕も子供が生まれてから、子供を見て学ぶことが本当にたくさんありますが、今回の物語はココを育てながら自分のことも見つけていくザルードの成長物語だと思います。“親子愛”の物語ですが、僕がとても涙もろいので、脚本を読んだ時もずっと泣いていました。歌舞伎俳優は、伝統を代々繋いでいく中で絆が生まれてくるものですが、ザルードも掟を守り続けているポケモンなので、共感できる部分も多くてグッとくるものがありました。

山寺宏一 コメント

今年もポケモン映画にオファーを頂けて嬉しかったです。ここ数年は、人間の役とポケモンの役を交互に演じさせて頂きましたが、本作で僕が演じるゼッド博士には中川さん演じるカレンが助手としてついているようなので心強い限りです。予告編を拝見させてもらいましたが、映像を見たところ、今回も矢嶋監督が新しい風を届けてくれそうだなとワクワクしました。僕自身もいち早く映画を観たいです!

中川翔子 コメント

ポケモン映画には本作で13作目の出演となり嬉しいのですが、昨年は主題歌を歌わせてもらい、ポケモン映画として集大成的なことなのかな?と思っていたので、今年もオファーをもらった時は、実は驚きの方が大きかったです。本作で私が演じるカレンは、私からすると憧れの大人の女性! しかもリケジョ!!
矢嶋監督が描く新しいポケモン映画で、私もたくさんチャレンジしたいです。どうぞお楽しみに!!

岡本順哉(小学館 / エグゼクティブプロデューサー)コメント

ゲスト声優起用について

オファーを受けて頂いて、本当にありがとうございます。文句なし。伝説級の配役です。だって、お二人と役柄のビジュアルを見比べてみてください。これで親子役なんですよ。「親子ってなんだ。」人類普遍のテーマをポケモンが描くとこうなるんだ、という映画をお届けしますので、公開をもう少しだけお待ちください。

片上秀長(株式会社ポケモン / エグゼクティブプロデューサー)コメント

ゲスト声優起用について

子供の頃にポケモンを楽しんで頂いた方々が大人になり、改めてポケモンのゲームや商品、サービスを楽しんでくれています。その世代を代表する女優の上白石さんがココ役を演じて頂けると聞いた時、まさにピッタリの配役だと感じました。そして、森の掟に反してまでココを育てることにした幻のポケモン・ザルード役を、公私ともにお子様と過ごしながら、師匠としても、父親としても、責任を全うされている勘九郎さんが引き受けて頂けた事は光栄で、同じくピッタリの配役。お二人の声が入った映画を観るのが僕自身も楽しみです。

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