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「第0回豊岡演劇祭 Toyooka Theater Festival」城崎国際アートセンターの様子。

第0回豊岡演劇祭開幕、平田オリザ「温泉と演劇って相性がいいんですね」

ナタリー

19/9/8(日) 11:08

「第0回豊岡演劇祭 Toyooka Theater Festival」が9月6日に開幕。昨日7日に兵庫・城崎国際アートセンターにて、フェスティバルディレクターの平田オリザに手応えを聞いた。

平田は、「チケットがかなり早い段階で完売になり、予想以上に反響が大きくて驚いているくらいです」と笑顔を見せる。「お客さんの評判もよく、特に『東京ノート』はすごく静かなお芝居で観るほうも大変だと思いますが、皆さん集中して観てくださって、初日のアフタートークでは質問のレベルもすごく高かった。よかったなと思います」と安堵を見せる。

これまでも城崎国際アートセンターではたびたび滞在制作と公開リハーサルを行っている平田だが、「公開リハーサルは無料だけれど今回は有料。それなのにこんなにたくさん来てくださって。やっぱり温泉と演劇って相性がいいんですね(笑)。お客さんに聞くと、皆さん『一度は城崎に来てみたかった。だからこの機会にと思って』とおっしゃるんです。城崎はそういう意味で、潜在能力がすごくある場所なのでしょう。その潜在力が引き出せたという点で、フェスティバルディレクターとしてはありがたいことだなと思っています」と話す。

今回の第0回は、来年度からの本格開催に向けた“プレ開催”となる。「来年度以降はさらに集客力に重点を置いたラインナップにしたいと思っていますが、今回その目処が立ちました。第0回をやったかいがありましたね」と平田。さらに2021年度には平田が学長の候補者となっている、国際観光芸術専門職大学(仮称)の開学設置も構想されている。今後、演劇を通じて豊岡とどのような関係を築きたいと考えているかと尋ねると、平田は「豊岡演劇祭では今回、移動手段のことやリストバンドによるキャッシュレス化など、今、日本のすべての自治体が抱える問題に、演劇や演劇祭を通じて取り組もうとしています。そういう意味で、豊岡演劇祭での取り組みは新しいものになると思いますし、持続可能なものになるのではないでしょうか」と自信をのぞかせた。「第0回豊岡演劇祭 Toyooka Theater Festival」は本日9月8日まで。

「第0回豊岡演劇祭 Toyooka Theater Festival」

2019年9月6日(金)~8日(日)

メインプログラム

青年団「東京ノート・インターナショナルバージョン」

2019年9月6日(金)~8日(日)
兵庫県 城崎国際アートセンター ホール

作・演出:平田オリザ
台本翻訳協力:ソン・ギウン、サーウィター・ディティヨン、ロディ・ベラ、コディ・ポールトン、陳彦君、ブライアリー・ロング
出演:山内健司、松田弘子、能島瑞穂、長野海、鄭亜美、中村真生、ブライアリー・ロング、佐藤滋、前原瑞樹、藤谷みき、淺村カミーラ、木村トモアキ、多田直人 / 陳忻、趙欣怡、パッチャラワン・クルアパン、カモンワス・ジュティサムット、アントネット・ゴー、メイエン・エスタネロ、マンジン・ファルダス、ペク・ジョンスン、チョン・スジ、井垣ゆう

柿喰う客「御披楽喜」

2019年9月7日(土)・8日(日)
兵庫県 出石永楽館

作・演出:中屋敷法仁
出演:玉置玲央、永島敬三、大村わたる、加藤ひろたか、田中穂先、長尾友里花、福井夏、淺場万矢、とよだ恭兵、北村まりこ、村松洸希、永田紗茅 / 中屋敷法仁

スタジオ公演

ホエイ「或るめぐらの話」

2019年9月7日(土)・8日(日)
兵庫県 城崎国際アートセンター スタジオ1

テキスト:高木恭造(方言詩集まるめろ「方言による三つの物語」より)
演出・出演:山田百次

うさぎストライプ「ゴールデンバット」

2019年9月7日(土)・8日(日)
兵庫県 城崎国際アートセンター スタジオ1

作・演出:大池容子
出演:菊池佳南

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