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【3月20日公開映画】ぴあ初日満足度ランキング発表! 第1位は『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』

ぴあ

20/3/23(月) 11:08

『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』 (C)2020映画「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」製作委員会/(C)SHINCHOSHA

「ぴあ」調査による2020年3月20日公開のぴあ映画初日満足度ランキングは、日本を代表する作家のひとり、三島由紀夫と東大全共闘の討論会の模様を記録したドキュメンタリー映画『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』が第1位になった。ランキングは以下の通り。

1位『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』89.1点
2位『恐竜が教えてくれたこと』89.0点
3位『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』88.8点
4位『一度死んでみた』88.6点
5位『もみの家』87.5点
6位『弥生、三月-君を愛した30年-』85.1点
7位『21世紀の資本』81.7点
8位『人間の時間』70.7点

1969年5月、作家の三島由紀夫は東京大学駒場キャンパスの教室で、1000人を超える学生たちと向かい合っていた。旧体制の打倒のためには手段を選ばないと声をあげる東大全共闘のメンバーの招きでキャンパスを訪れた三島は、警察が警備を申し出るも断り、単身、彼らと向かい合う。そこで三島は何を語ったのか? 映画はテレビ局が保管していた“世界にただ一つ”の映像で構成されている。

劇場は40代以上の年配の観客の姿が多かったが、親子連れや、10~20代の観客の姿も目立った。上映後の出口調査では「三島さんも学生たちも“覚悟”を見てとることができました。現代の人にはないものだと思います」「いまの時代に公開したことに意義があると思う。議論する大切さ、自分と違う考えの人と面と向かった話し合うことの大切さについて考えたい」「三島さんも学生も“言葉の熱量”が違う!」などの感想が寄せられた。

三島と学生たちの討論は50年以上に渡って語り継がれてきた“伝説”だが今回、映像がスクリーンで上映されたことで「三島が学生たちとフランクに話していることが意外だった。神格化しすぎていたのかも」との声も。本作の公開をきっかけに“伝説”の歴史的評価に変化があるのか? この討論からまた新たな議題や対話が生まれるのか? 劇場では観たばかりの映画についてロビーで感想を交わしたり、対話する観客もおり、盛り上がりを見せていた。

(本ランキングは、3/20に公開された新作映画8本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)

直近1か月の満足度ランキング結果

■3月13日、14日公開作品のランキング
1位『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方』92.5点
2位『貴族降臨 -PRINCE OF LEGEND-』88.0点
3位『シェイクスピアの庭』86.1点
4位『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』83.6点
5位『ムルゲ 王朝の怪物』82.0点
6位『コロンバス』81.0点

■3月6日公開作品のランキング
1位『ジュディ 虹の彼方に』89.4点
2位『Fukushima 50(フクシマフィフティ)』88.8点
3位『仮面病棟』87.8点
4位『星屑の町』85.7点
5位『酔うと化け物になる父がつらい』82.2点

■2月28日、29日公開作品のランキング
1位『劇場版 SHIROBAKO』93.6点
2位『架空OL日記』93.0点
3位『仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ』92.8点
4位『娘は戦場で生まれた』92.5点
5位『ママをやめてもいいですか!?』90.5点
6位『子どもたちをよろしく』89.3点
7位『黒い司法 0%からの奇跡』88.8点
8位『PMC:ザ・バンカー』87.5点
9位『初恋』87.1点
10位『レ・ミゼラブル』86.5点

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