今秋公開予定の映画『さくら』より、劇中写真と原作者・西加奈子のコメントが公開された。

参考：北村匠海、小松菜奈、吉沢亮が共演　西加奈子原作×矢崎仁司監督『さくら』2020年初夏公開へ

　本作は、『サラバ！』で第152回直木賞を受賞した西の同名小説を映画化するもの。ごく普通の家族と、いつも家族に寄り添う愛犬のさくら。5人と1匹の家族が、残酷な運命に翻弄されながらも強く生きていく姿をやさしいユーモアを交えて描く。

　長谷川家の3人兄弟妹を演じるのは、北村匠海、小松菜奈、吉沢亮。主人公で平凡な次男・薫を北村、容姿端麗で破天荒な妹・ミキを小松、ハンサムで人気者の長男・一を吉沢が演じる。『三月のライオン』『ストロベリーショートケイクス』の矢崎仁司が監督を務める。

　公開されたのは、北村、小松、吉沢の3人が並ぶ劇中撮り下ろし写真。仲睦まじい3人の様子を垣間見ることができる。また、この写真を使用した新しい帯巻きの原作小説の発売も決定し、2月25日より順次書店に展開される。

　また、西が本作に寄せた新たなコメントも公開された。

■原作者：西加奈子 コメント
当時の私のきらめきも、過ちも、全てを受け止めてくれた映画のおかげで、どうやら「さくら」が私より長生きしそうです。

（リアルサウンド編集部）