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東京国際映画祭で深田晃司特集、「本気のしるし」「淵に立つ」「東京人間喜劇」上映

ナタリー

20/8/26(水) 13:00

深田晃司

第33回東京国際映画祭Japan Now部門で、深田晃司の監督作の特集上映が行われる。

今年は10月31日から11月9日にわたって開催される同映画祭。Japan Nowは近年の日本映画を振り返り、現在の日本を代表する作品の数々を映画祭独自の視点でセレクションする部門で、これまでに原田眞人、岩井俊二、大林宜彦、安藤サクラ、蒼井優、満島ひかり、宮崎あおい、役所広司の特集が実施された。

深田の特集では、森崎ウィンと土村芳が共演した最新作「本気のしるし 劇場版」、ある男が現れたことで平和だった家族の秘密があぶり出されるさまを描く浅野忠信主演作「淵に立つ」、劇団・青年団とタッグを組んだ「東京人間喜劇」、筒井真理子が主演を務めた「よこがお」などがスクリーンにかけられる。深田は「次の10年に向けて新たなスタートを切らせて頂けた思いです。コロナ禍がまだまだ続き映画業界のみならず多くの業種が苦境にあるさなかですが、ぜひ心に風通しするためにも映画祭に足を運んで頂ければ幸いです」と心境をつづった。

※宮崎あおいの崎は立つ崎(たつさき)が正式表記

深田晃司 コメント

2010年の東京国際映画祭への参加と受賞は自分が映画監督として歩んでいくのにとても大きな後押しとなり、映画祭が作家性を育む場所であることを実感する10年となりました。そのTIFFに2020年の節目に僭越ながらもお声がけ頂けたことは、次の10年に向けて新たなスタートを切らせて頂けた思いです。コロナ禍がまだまだ続き映画業界のみならず多くの業種が苦境にあるさなかですが、ぜひ心に風通しするためにも映画祭に足を運んで頂ければ幸いです。

安藤紘平(第33回東京国際映画祭「Japan Now」部門プログラミングアドバイザー)コメント

深田晃司監督の描く物語の背景には、必ず現実の社会が色濃く反映する。彼の作品は現実に生きる私たちと世界との関係性をスクリーンと観客の関係性として表現する。先の見え難い今こそ、きちんと世界と地続きの映画に接するべき時だろう。

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