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コドモメンタル 今村伸秀氏が語る、独自のスタイルで“シーンの真ん中”を目指す理由 「垣根を越えた音楽業界になるのを見たい」

リアルサウンド

20/8/2(日) 12:00

 バンドシーンを引っ張り、ライブハウスの“今”を担う気鋭のレーベルを取材する連載「次世代レーベルマップ」。第5回は、バンドのみならずシンガーソングライターや女性グループも多く在籍し、独自のスタイルでシーンを切り拓いているコドモメンタルより、今村伸秀氏を迎えた。少年がミルクとの出会いをきっかけに2015年に設立以降、5年間で加速度的に成長を続け、現在は10組以上の個性豊かなアーティストたちが所属している。少数精鋭でレーベルを運営しながら、あらゆる制作からプロモーションまでを自社内で完結させ、徹底的に「自分たち自身が好きなもの」を世の中に提示し続けるコドモメンタルの在り方は、ジャンルやヒットの法則が多様化する昨今、非常に大きな強みであると思う。これからの音楽シーンを担うレーベルのこだわりを伺うべく、今村氏にインタビューを行った。(編集部)

「本当に自分たちだけでできないのか? やってみよう」という感覚

ーーコドモメンタルを立ち上げた経緯や、当時抱いていた未来像がどのようなものだったのかをお伺いできますか。

今村伸秀(以下、今村):僕は前職でグループ会社を経営していたのですが、20代後半に差し掛かってきた時に、こういうことをしたいわけじゃないなって思うタイミングがあって。名古屋から上京してきて16~17歳くらいにバンド活動をしてたんですけど、その時のことが逆にトラウマになって、仕事として音楽に携わることを避けていたんです。でも、20代後半にもう一度音楽に目を向けてみたら、気楽に好きな人たちとものづくりをやってみたいと思うようになって。そこから少年がミルクと出会って、コドモメンタルという名前でやり始めたのがきっかけでした。

ーー少年がミルクさんとの出会いは偶然だったんですか。

今村:本当に偶然ですね。友達がやってる店のカラオケで歌ってて、喋ってる声も歌ってる声も変だし、面白い人がいるなと思って(笑)。本当に笑いながらノリから始まっていたので、最初は未来図も理想像もありませんでした。

少年がミルク “トーキョー・ブルーガール”Official MusicVideo

ーー今のコドモメンタルを見ていると理想像がなかったのは驚きですが、その後に2アーティスト目としてぜんぶ君のせいだ。が始動していったのはどんな経緯だったんですか。

今村:会社にいたカメラマンの子が、たまたま「女性グループ好きなんでやってみたいです!」って言ってて。僕は全然興味なかったし、今でもあまり聴かないんですけど……当時の日本の音楽シーンに脆弱性を孕んだ表現をしているアーティストがあまりいなくて、今はネット発でそういうことをしている人はいるけど、なかなかメインストリームまで上がってこないことが結構気になってるんです。だから、そういう表現もしっかりできるような人たちだったら、女性グループをやってみてもいいのかなと思って、ぜんぶ君のせいだ。が始まりました。そこから彼女たちが掲げているコンセプトではできないことがやりたくなると、新しい女性グループが生まれてきたというか。簡単に言うと、ものすごく暗い世界観を構築するアーティストが欲しいなと思った時に、ゆくえしれずつれづれができたし、逆にめっちゃキラキラして可愛いグループをやってみたくなったら星歴13夜ができたり、面白いことしたくなったらKAQRIYOTERRORができたりとか。だから今も常になんだかんだと考えて“足りない何か”を求めてる感じです。

ぜんぶ君のせいだ。”ぜんぶ僕のせいだ。” Official MusicVideo
ゆくえしれずつれづれ “Wish/” Official MusicVideo
星歴13夜”Baby baby Cupid”Official MusicVideo
KAQRIYOTERROR “BWG” Official MusicVideo

ーーなるほど。ご自身もバンド活動をしていたということですが、バンドのマネジメントに至るまでは時間がかかったんでしょうか。

今村:単純にバンドはずっと好きだし、Gauche.っていうインストバンドが初期からいたんですけど、女性グループを始めてみたら忙しくなってしまったという、それだけの話なんです(笑)。バンドってそんなに生き急いで「3カ月ごとにCD出すぞ!」みたいな感じではないじゃないですか。だから女性グループの活動バリューが大きく見えてると思うんですけど、バンドも継続してずっと携わってきています。そもそも女性グループのことなんて何も知らなかったし、ライブ後に「え、チェキ撮るの!?」みたいなところから始まってますから(笑)。あとはGauche.の水谷和樹がウチのアーティストの楽曲を制作しているんですけど、自分でプレイヤーをやるよりも作家活動がしたいっていう想いが芽生えてたんで、彼の声はちゃんと拾うようにしました。

Gauche. “絶え間ない僕らの反骨精神” Official MusicVideo

 さっき16~17歳の時にバンド活動をしてたと言いましたけど、あまり上手くいかないなっていう疑問点がたくさんあったんですよ。楽曲を世の中に出していくだけじゃない重要な部分って、バンドマンにはたくさんあるじゃないですか。例えばマーチャンダイジングとか、流通がこういう風に決まっていくみたいなこととか、全く知らされなかったんです。当時は仕方ないなと思ってたんですけど、自分がマネジメント会社をやるのであれば、できる限りそこをみんなと共有して、納得のもと進めるようにしたいなって。それからバンドをマネジメントしてあげたいと思い始めたのが、コドモメンタルを作って1年経ったくらいですかね。ちょうどCINRA.netさんやeggsさんと手を組みながら行ったオーディションで、étéを見つけたりして。「大好きなんだけど、俺頑張るから一緒にやらない?」みたいにétéには声をかけました。バンドも基本的には自分が好きだと思うアーティストをやらせてもらっているのは変わらないです。

ーー少人数運営だと思いますし、制作を含めた様々なインフラを社内できっちり完結していくスタンスだと思いますが、それもアーティストとの共有を大切にしたいというご自身の経験から来ているのでしょうか。

今村:それもすごくあるんですけど、社内で完結させたいっていうのは、やっぱり自分たちで“ものづくり”がしたくて始めてるからなんです。レーベルやマネジメントの社長っていうポジションにいるよりも、現場で作業してる方がやっぱり楽しくて。今でもそれは全く変わらないんですよ。

ーーご自身も制作には積極的に携わっていくんですね。

今村:はい。音楽の制作すべてに口を出しながら、アートワークもミュージックビデオも自分たちでディレクションしますし、プロモーションや営業も全て自分たちでやるんですよね。何都市も回るツアーでも「今から電話して今日中にライブハウス全部決めるぞ!」みたいな。コドモメンタルとして今までやってきたバックボーンがあるので、全国のライブハウスやイベンターも二つ返事でどうぞって言ってくれたりするので、できることは自分たちでやろうよって思います。大きなメーカーさんだったらインストアを決める担当者がいたり、プロモーション担当者がいたり、いろんな部署に分かれてるじゃないですか。もちろんそうなっているのは十分わかるんですけど、「本当に自分たちだけでできないのか?」ってすごく思うんですよ。だから「やってみよう」っていう感覚ですね。

 あと、これは僕個人の問題なんですけど、対人関係においてすごく潔癖というか……音楽業界の誰かと飲みにいくとか、本当に限られた人としかないんです。今でこそ少しずつ挨拶できるようになってきましたけど、どうしても僕って家族がおらず一人で生きてきた人間なので、「自分で全部やります」と思うことがすごく多くて。だから流通にしても、イベンターやプロモーターにしても、ミュージックビデオの作家にしても、最近ようやく2~3社付き合いが増えたかなというくらいなんですけど、僕からしたらとてつもない成長という(笑)。でもそれって、「売れるために某社にお願いしてすごい曲を作ってもらう」っていう発想が僕らに必要ないからでもあるんですよ。

ーー今のお話を聞いていても、音楽業界の中にいながらすごく俯瞰的な視点を持たれていると思うんですが、どうしてそう思えるんでしょうか。

今村:音楽業界に対する反骨心がずっとあるからだと思います。迎合してしまっていいものなのか、常に自分の中でもせめぎ合っているんですけど……。もちろん大前提として、多くの人にアーティストを受け入れてもらいたいって思いつつ、そのアーティストのことをできる限り長く見てもらいたいなって思うし、そこはいつも悩みながらやるんですよね。僕は嫌いなものってあまりなくて、メインストリームのカルチャーも「カッコいいな」って思うものがたくさんあるんですけど、自分たちがそうなりたいかと言われたらきっとそんなことなくて。世界中に様々なアーティストがいる中で、流行だけじゃないものも存在しているし、カッコいいもの、可愛いもの、素晴らしいものって世の中にいっぱい溢れてるはずなんですよね。だから、メインストリームがあることによって、そこに目を向けない、向けさせないようになってるのが気持ち悪いんですよ。「このフォーマットに当てはめて、こうやってやらないと売れない」っていう、音楽業界の不文律って存在していると思うんですけど、そこには常にケンカを売りに行きたいと思っています。

ーーメインストリームの在り方にアンチを掲げていると、一歩間違えるとアングラなものにもなりかねないわけですけど、今村さんはそこを目指してるわけではないですよね。

今村:そうなんです、このまま真ん中を目指していきたいんですよ。そうなったら、これ以上カッコいいものあるのかって思いますね。「インディーズは劣る」みたいな考え方はおかしいと思いますし、例えばSUPER BEAVERさんがあれだけの人気で活動できてるのは、メジャーとかインディーの枠を取っ払って、自分たちが信じた道を本当に綺麗事のまま歩いていったからだと思いますよね。だから彼らの活動はすごく印象的で嬉しいですし、日本の中でも世界を見渡してもそんなアーティストはたくさんいるんです。

レーベルには「これ絶対面白い!」という想いが溢れてる

ーーコドモメンタルを立ち上げた2015年あたりって、バンドシーン全体の潮流も2010年代前半とはまた変わってきた時期だったと思いますが、そこに対して敏感に反応されていたりしたんでしょうか。

今村:もちろん僕はそのあたりもすごく好きではあるんですよ。Suchmosさんとかネバヤン(never young beach)さんみたいなバンドが出てきたり、いわゆるギターロックにボンっと火がついた時もあったり、ニューメタルやラウドロックの流れを汲んでるアーティストが出てきたり、そことは別のところからネット発のボカロPが出てきたり。いろんな動きはあると思うんですけど、音楽業界の外に出て行くトピックスとして「とてつもない才能がたくさん出てきたね」っていう印象はそこまで強くないと思うんです。それは僕らが音楽が好きでディグってるから知ってるだけであって、一般で生活されている方のところには届いていないものも多い。やっぱりすごく閉塞感があるなって思いますし、これは日本にしても海外にしても似たようなことが言えるのかなとは思っていて。だから一般の人たちが、垣根を取っ払って「カッコいいよね」って言ってくれる世の中になるまで頑張りたいですし、そのためには音楽性やジャンルという言葉で括ったらダメなんじゃないか、ということもすごく思ってます。

 例えば、韓国のBTSさんが世界のチャートを席巻していて、背景にはブラックミュージックを背負ってやっているけれども、BTSさんならきっとどんなジャンルや音楽性でもできるし、言語だって超越してやっているから、「こういうジャンルだよね」って言うのは終わってるんじゃないかと思ってます。そう考えると、音楽は総ミクスチャーになってきていて、日本の女性グループミュージックも「端から端まで全部集めてバッと出してみたものが面白いかどうかだよね」みたいな話になってくるじゃないですか。たぶんバンドも同じで、ギターロックとかポストロックとか、肩書きはいらないと思うんですよ。とどのつまりスマホで聴いてよかったらそれでいいわけだし、音楽ってそもそもそういうもの(難しく考えるものではない)だから。日本はまだまだその辺が保守的な感じがしますね。僕はさっき女性グループはあまり聴かないって言ったけど、忙しくしてるから聴く時間がないだけで(笑)、聴きたくないわけでは全くないし、むしろすごくいいものがたくさんあるんです。でんぱ組.incさんやBiSさんが音楽業界の中の女性グループという観念を変えただろうし、今だったらBiSHさんあたりが流れを完全に変えたし、うちはうちで一生懸命頑張っているつもりだし、それを見ていて心強いと思うからこそ、逆に僕たちは僕たちなりのやり方で音楽表現を提示していきたい。そのためにCDや音源を出し続けているのかなって。

ーー音楽性という垣根を越えていくために、特にこだわっているのは具体的にどういう部分なんでしょうか。

今村:例えばétéがそうなんですけど、ギターロックからバンドを始めたけど、オルタナやハードコアの良さに気付いて、混ざり合って楽曲ができ上がっていったんですよね。それは当たり前に認めていくべきだなと思っていて。新しくいろんなものが生まれていく中で、イノベイティブであればあるほど、最初は世間からは認められにくいじゃないですか。だから、おきまりのフックで〈WOW WOW〉って言ってるようなものじゃない独自性の高い音楽を、僕らが率先して称賛していくべきだなと思ってます。CD出す時にも、僕からアーティストに「これ売れると思う?」ってあえて聞くんですよ。そうするとみんな「わかんないです(笑)」って言うんだけど、それがすごく面白いなと思っていて。わかんなくても本人がちゃんと気に入ってるなら、何の問題もないんですよ。popoqの新譜制作でも同じようなことを話していて、「僕らは売れるかわかんないですけど、楽しくやりました!」みたいなことを言ってるから、すごくいい形だなと思いました。「これ絶対売れるでしょ」とセールス至上主義を掲げていくような会社だったら、今すぐにでも解散したいですね。てかすぐ辞めると思う(笑)。

été “Bipolar” Official MusicVideo
popoq「crystal」Music Video

ーーそういう今村さんの視点からは、カッコいいと思えたり、憧れたりするようなレーベルは少ないんでしょうか。

今村:いや、でも僕自身は好きなレーベルがめちゃくちゃたくさんあるんですよ。コドモメンタルを始める時に全く意識していなかっただけで(笑)。パンクで言うと<Epitaph Records>、ニューメタルの流れで<Roadrunner Records>とか<Rise Records>あたりは好きだし、ヒップホップでいうとたくさんありすぎて困るけど昔の<Def Jam Recordings>が好きかな。最近なら<Pure Noise Records>、<Warp Records>、<Brainfeeder>も好きですし、本当にたくさんあります。日本では<UK.PROJECT><残響レコード>なんかは当たり前に大好きですし、いわゆるレーベルっていう単位で取り上げられた人たちはやっぱりチェックしてますね。

ーー幅広いですね。

今村:レーベル買いもよくしますよ。特に海外に関しては、一式レーベル買いしたりしますから。

ーー<Brainfeeder>から<UK.PROJECT>まで、レーベルというのは「あの人が目をつけた音源なんだ!」ってことが、目に見えてカタログとして分かるところが面白いですよね。

今村:そうなんですよね。どのレーベルの方もきっとみんな音楽好きで、エンターテインメント性はしっかりありつつ、売れそうよりもまず「これ絶対面白い!」っていう想いが溢れてるんですよね。僕はそれを信じてるんです。いわゆる商業ベースじゃないものまで、そのオーナーが面白いって言うなら、そりゃあ面白いよねって。そもそも音楽って比べるものでもランキングがつくものでもなくて、自分が感じるものだから。<Roadrunner Records>の中にSlipknotとNickelbackが一緒にいる面白さとかすごく感じてましたし、レーベルのオーナーは偉大だなと感じてますよ。

ーー確かに、レーベル内で意外性を持ったアーティストが共存していると、なおさら面白いですよね。

今村:僕からすると、そういうところで少しでもリンク点が多くなって、知る機会が増えていったらいいなと思います。それが自然とレーベルの色になっていくし、アーティストはもちろん、もっと作家や裏方の人たちにも光が当たってくれると、より開かれた音楽業界になるのかなって。

ーーその実現に向けてやっていくのがコドモメンタルだということがよく伝わるお話でした。最初の質問で「立ち上げ当初は未来像はなかった」とおっしゃっていましたが、5年経った今となっては変わってきているんじゃないでしょうか。

今村:そうですね。これから僕は、レーベルの中で多様性を表現していきたいんです。今うちの中にはブラックミュージックを背景に敷いているバンドとかいないし、いわゆる音楽レーベルの中でそれをやれているのは、はっきり言うとメジャー傘下のレーベルしかないんですよね。インディーレーベルでは、どうしてもそこがカテゴライズされてしまっていて。僕、日本のヒップホップシーンではYENTOWNさんも大好きなんですけど、Chaki Zuluさんがしっかり音楽性を提示していて、その中にまるでおもちゃ箱みたいに面白い人がたくさんいるじゃないですか。Awichさんは今年メジャーレーベルに行きましたね。自分のレーベルでもそんなおもちゃ箱みたいな感覚を持ってもらえたらいいなって思うんですよ。得意不得意とか、界隈の垣根が取っ払われていくのをとにかく見たいんです。あとは例えば、野田洋次郎さんがYENTOWNのkZmさんとコラボしていたり、宇多田ヒカルさんとKOHHさんのコラボもそうだけど、ああいうものはもっと見たいです。何百万枚も売ってるアーティストが、若手アーティストをフックアップするような夢ってやっぱりいいですよね。

 すごく酷なことを言いますけど、特にヒップホップなんてすぐ青田買いされてメジャーに出て行って、シーンがちゃんと育つ前に難しくなってしまった。実はギターロックもきっとそうで、ギターロックヒーローが生まれてからはあんまりバンドが出てこれていないんですよね。そのカテゴライズを大切にするよりも、もっともっとお鍋の中に入れていこう、もっとみんなが面白くできることってあるでしょって思うんです。より健全で純粋な音楽好きが楽しく集まっていけば、もう少し変わっていくのかなと思います。今年『VIVA LA ROCK』の鹿野(淳)さんが、popoqのCDをタワーレコード渋谷店のうちの棚で手にとってフェスに呼んでくれたんですよ。

ーーコロナ禍さえなければ、今年のビバラに出る予定でしたもんね。

今村:残念でしたけど、そんな面白いことってなかなかないよなと(笑)。あと、BATROICA METAL SUMMER JACKETっていう新しいバンドが所属してるんですけど、カナダのプロモーターが「絶対呼びたい」って声をかけてくれたんですよね。結局それもコロナウイルスでダメになってしまったんですけど、すごくワクワクした話だったなって。そうやって垣根を越えた音楽業界になって欲しいからこそ、自分が今やってるんだっていう感覚ですね。

コドモメンタル HP
コドモメンタル Twitter(@codomomental)

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Vol.4:<[NOiD]>永井優馬氏
Vol.3:<TRUST RECORDS>綿谷剛氏 
Vol.2:<murffin discs>志賀正二郎氏
・Vol.1:<small indies table>鈴木健太郎氏 前編後編

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