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ぴあ

いま、最高の一本に出会える

BILLIE IDLE(撮影:宇佐美亮)

BILLIE IDLEの魂をCARRY LOOSEに継承!? 最初で最後の新宿LOFT競演

ナタリー

19/11/28(木) 15:23

BILLIE IDLEとCARRY LOOSEによるツーマンライブ「SHINJUKU LOFT KABUKI-CHO 20TH ANNIVERSARY 新宿系ガールズミーティング ツーマン!!」が昨日11月27日に東京・新宿LOFTで開催された。

新宿LOFT移転20周年イベントの一環として行われたこの公演。12月28日の東京・マイナビBLITZ赤坂公演をもって解散するBILLIE IDLEと、先月CDデビューをしたCARRY LOOSEは、元BiSのメンバーを含むグループという共通点を持つ。最初で最後の顔合わせということもあり、チケットはソールドアウト。満員の観客が2組のステージを見届けた。

まずCARRY LOOSEはミディアムテンポのロックチューン「やさしい世界」でライブをスタートさせてから、エモーショナルなダンスチューン「戻らないように」を披露。「Deep thorns」ではパン・ルナリーフィとウルウ・ルが一際力強い歌声を聴かせ、YUiNA EMPiREとユメカ・ナウカナ?が一歩前に出て存在感をアピールした。自己紹介を挟み、CARRY LOOSEはパンキッシュでキャッチーなナンバー「pretender」、オリエンタルなメロディのシンセサウンドが印象的な「たんたかたんたんたん」で笑顔を弾けさせ、『RAKUEN」では配達員(CARRY LOOSEファンの呼称)のみならず、BILLE IDLEファンのシンガロングも誘った。

ライブ後半、「みんな! 今日はここに来てくれてありがとう!」と元気よく話し始めたユメカは「それでね、あのね、MCやるよ。さっきみんなで考えたんだけど、こんなにも解散経験のある人が集まったライブってあるかな? へへへ(笑)」と辛辣な話を明るい調子で語る。CARRY LOOSEとBILLIE IDLEで過去に解散経験のあるメンバーが9人中6人いることに触れ、「でもなんか解散ってイヤだよね、パンちゃん、YUiNAちゃん? 私もしたことあるんだけど解散ってイヤです! ちなみにプー・ルイさんは(BILLIE IDLEを含め)3回も経験してるんだって! あとでその話、聞いてみようと思うんだ! じゃ、次の曲いこう!」と天真爛漫すぎる物言いで観客の笑いとどよめきを生んだ。そして「ANYBODY」「ERASE and REWRITE」を熱唱したCARRY LOOSEは、最後にセルフタイトル曲「CARRY LOOSE」でフロアを沸かせ、BILLE IDLEにバトンを渡した。

BILLE IDLEのファーストサマーウイカ、ヒラノノゾミ、モモセモモ、アキラ、プー・ルイはバラード「そして、また、、」のイントロが流れると同時にゆっくりとステージに登場し、息の合った美しいハーモニーで観客を魅了。ウイカが「こんばんは、BILLE IDLEです! 盛り上がっていこうぜ!」と声を上げると、5人は「be my boy」で盛大なシンガロングを巻き起こした。「anarchy in the music scene」ではCARRY LOOSEの名前を叫ぶなど、双方のファンを巻き込んでハッピーな空間を生み出していく。さらに「彼方に…。」ではアキラが「新宿LOFT最高!」と叫ぶなど、エネルギッシュなライブを展開した。

大きな声援を送る観客に向けて改めて自己紹介をしたのち、ウイカは「これまで何度も出演させていただきましたが、本日が最後の『ガールズミーティング』です」とこれまでの出演回を振り返った。そして「CARRY LOOSEだからルー? 運び人? 薬の?」とファンの呼称について奔放なトークを展開し、プー・ルイは「CARRY LOOSEは“ゆるく運んでいく”って意味らしい」と親切に説明を加えながらも「でもさっき解散ネタでいじってたよね?」と後輩ユメカの発言にはしっかり釘を刺す。ウイカはこれに乗じて「おー我々とプロレスやろうってのか! でもゆるく運ぶグループならBILLIE IDLEの魂を引き継いでくれるんじゃないかと思ってるんですよ。BILLIE IDLEは“IDLE”で働かないみたいなキャラクターでやってましたからね。今日を濃密な時間にしてやりたいなって思いますよ! 今日ここで会うのが最後かもしれないし、ここでやる曲が今生最後になる可能性もありますけど、一生忘れないような夜になったらいいなって。BILLIE IDLEの魂をCARRY LOOSEちゃんに勝手になすりつけて帰りたいと思いますのでよろしくお願いします!」とトークでもファンを沸かせた。

ライブ中盤、BILLE IDLEは「単調なエレジー」をムーディに歌い踊り、ヒラノノゾミ作詞による「どうせ消えてしまう命なら…」で厚みのあるパワフルなコーラスを響かせた。さらに5人はバブリーな雰囲気漂うディスコティックな「シンデレラ アンセム」や、Oiパンクテイストの「泣きそうサンデー」など多彩な楽曲群を披露。「僕らまだちっぽけな頃の話」で前向きなメッセージを届けたBILLIE IDLEは、解散前ラストシングル「LAST ORGY」でアクセル全開のライブを展開。そして最後にキラーチューン「MY WAY」を投下し、ステージとフロアの一体感を最高潮に高めたところでライブを終えた。

「SHINJUKU LOFT KABUKI-CHO 20TH ANNIVERSARY 新宿系ガールズミーティング ツーマン!!」2019年11月27日 東京都 新宿LOFT セットリスト

CARRY LOOSE

01. やさしい世界
02. 戻らないように
03. Deep thorns
04. pretender
05. たんたかたんたんたん
06. RAKUEN
07. WEATHERCOCK
08. ANYBODY
09. ERASE and REWRITE
10. CARRY LOOSE

BILLIE IDLE

01. そして、また、、
02. be my boy
03. anarchy in the music scene
04. 彼方に…。
05. エブリデイズ
06. 単調なエレジー
07. どうせ消えてしまう命なら…
08. メモリーズ
09. ダーリンにならない
10. シンデレラ アンセム
11. 泣きそうサンデー
12. 僕らまだちっぽけな頃の話
13. LAST ORGY
14. MY WAY

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