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欅坂46、WEBラジオ「けやみみ」が好評の理由は? 外出自粛中のファンに寄り添うトークに注目

リアルサウンド

20/5/6(水) 6:00

 世界中で猛威を振るっている新型コロナウイルス。日本では緊急事態宣言の延長も発表され、まだまだ外出の自粛が必要となっている。そんななか欅坂46では、デビュー4周年を記念して始まったWEBラジオ「けやみみ」が好評だ。

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 「けやみみ」とは、ファンクラブ会員限定で配信されているコンテンツのひとつで、タイトルは“欅坂46の少し耳を貸してくれませんか”の略。メンバーが代わる代わる登場し、ゆるやかなトークをするラジオ番組となっている。

 普段のテレビ収録ではなかなか力を発揮できなくとも“ラジオであれば”というメンバーは多い。山﨑天は以前、「カメラの前だとレンズを向けられているぶん緊張しちゃうんですけど、ラジオは声だけでいいのがちょっぴりリラックス出来るんです」(『別冊カドカワ 総力特集欅坂46 20190807』より)と答えていた。学校の職業体験で3回も経験しに行ったほど彼女はラジオに憧れていたのだとか。

 まず始めに登場したのは渡辺梨加と渡邉理佐の2人。アイドル活動で大変なことや、渡辺の好きだというドイツの城の話など、ゆるい雰囲気でトークを展開していく。また、「メンバーに謝りたいこと」とのお題に対して、握手会の際に櫛や化粧ポーチなどお互いのメイク道具をこっそり使ってるという裏話で盛り上がった。

 たわいない質問のやり取りや何気ないエピソードがほとんどだが、だからこそメンバーの無事や変わりない日常が伝わり、不安を和らげることができるのだろう。

 打って変わってキャプテン菅井友香と副キャプテン守屋茜の2人は、グループの今後について真面目に語り合う場面も見られる内容に。欅坂46を“今後どうしていきたいのか”という問いに、できることが限られているなかで、守屋からは“追求心”、菅井からは“自主的”という言葉が出てきた。

 初のドキュメンタリー映画『僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46』の公開も延期し、グループ側もやれることも限られている現在、こういう状況だからこそ、いま一度グループについて見つめ直す期間になっているのかもしれない。

 その後、「メッセージ選抜ドラフト会議」と題して、メッセージを送って返信が来たメンバーに電話をかけるゲームを開催。料理中のメンバーに繋がったり、突然の先輩からの電話に驚く後輩など、それぞれの反応がリアルに確認できる。

 第6回の放送より”リレーラジオ”と称して一期生、二期生関わらずひとりずつリレー形式で繋いでいった。

 増本綺良は特技のルービックキューブをしながら話したり、自身のニックネーム“どろかつ”の由来を明かしたりとかなり個性的。対して、齋藤冬優花のように今後のライブ演出についての話や、ダンスについてのこだわりといったパフォーマンス面について語ったりと、メンバーによってトークテーマは様々だ。

 人びとが自宅待機を余儀なくされているなか、関有美子はリスナーに向けて”インドアの極意”を伝授する。いっぱい寝る、家のことを充実させる、無人島開拓に勤しむ(『あつまれ どうぶつの森』の話)、漫画、Netflix……などを挙げ、自粛期間中の生活を明かした。

 自宅にいながらも収録ができるラジオ企画は、まだ活動に不慣れなメンバーにとってもリラックスして行える仕事のはずだ。中学時代に放送部に所属していた武元唯衣にとってはこれ以上ないほど打って付けの企画だろうし、加入したばかりの新二期生にとってはトーク力の訓練にもなる。特に彼女たちは一語一語を丁寧に発音してるのが印象的だった。

 なにかとメッセージ性の強いクリエイティブ面が強調されるグループだが、ファンの心に寄り添うこうした親密な信頼関係が土台にあることを忘れてはならない。ある意味、原点に立ち返るような企画なのではないだろうか。(荻原 梓)

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