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窪田正孝と佐久本宝が再会 朝ドラ『エール』兄弟のわだかまり

リアルサウンド

20/6/10(水) 12:40

 懐かしい人たちとの再会で大盛り上がりだった福島の一同であったが、三郎(唐沢寿明)が見せた苦しそうな表情に、病気を心配する声があがった。『エール』(NHK総合)の第53話では、裕一(窪田正孝)と浩二(佐久本宝)も再会を果たすが、二人のわだかまりはまだ解けない。

【写真】具合が悪そうな三郎(唐沢寿明)

 宴会が落ち着いてもなお、お酒を飲み続ける三郎に、妻・まさ(菊池桃子)が心配してこれ以上は飲まないようにとお酌をさげる。三郎の事情を何も知らない裕一は、「お酒弱くなったね」と言及した。この一連のシーンで、第52話での苦しそうにするシーンがよぎり、三郎に対しての嫌な予感が助長される。音(二階堂ふみ)も不安そうに三郎を見つめる。

 そこに浩二が帰ってきて、裕一との久しぶりの再会を果たす。浩二も立派になって、役所で忙しく働いていた。しかし、浩二は裕一に対しての怒りをまだ抱いており、「よくヘラヘラと帰って来れたな」と冷たい態度を示した。

 浩二は真面目で義理堅く、曲がったことを許すことができない男であり、裏を返せば不器用な男でもある。裕一と音は、音の提案でしばらく福島に滞在することを決めた次の日、裕一が滞在費を古山家に渡すことで、また浩二と一悶着。そこで三郎が胃ガンであることが裕一に伝えられたのだ。

 三郎のもとに起こっている嫌な予感が、的中してしまった。音は胃ガンであるとまでは知っていなかったものの、胃かいようであると伝えたまさの面持ちを見て、裕一にもう少し福島に残ることを提案したのではないだろうか。

 裕一と浩二は仲直りすることができるのか。そこに三郎とまさはどのように関わってくるのか。そして三郎はどうなっていくのか。古山家が一つになることを願わずにはいられない。

(岡田拓朗)

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