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小栗旬と星野源が共演、野木亜紀子脚本の『罪の声』 主題歌はUru“振り子”

CINRA.NET

20/8/19(水) 12:00

Uruの新曲“振り子”が、映画『罪の声』の主題歌に起用される。

「昭和最大の未解決事件」をモチーフとした作詞・作曲をUruが手掛けは、塩田武士の同名小説を映画化するもの。30年以上前の事件を追う中で犯行グループが脅迫テープに男児の声を吹き込んでいたことを疑問視している新聞記者の阿久津英士と、脅迫テープと全く同じである幼いころの自分の声が入ったカセットテープを父の遺品の中に見つけた曽根俊也が出会い、ある大きな決断に向かうというあらすじだ。阿久津英士役に小栗旬、京都でテーラーを営む曽根俊也役に星野源がキャスティング。野木亜紀子が脚本を手掛けた。公開日10月30日。

Uruが作詞、作曲を手掛けた“振り子”は、同作を何度も鑑賞して書き下ろしたという楽曲。10月28日に同曲を収録したニューシングルがリリースされる。発表とあわせてUruと『罪の声』の那須田淳プロデューサーのコメントが公開。
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Uruのコメント

お話を頂き映画を拝見した時に、この作品に沿う主題歌とはどんな楽曲なのかとても考えました。
深く体に染み込ませる為に何度も観て少しずつ形にしていきましたが、希望を描こうとすると浅薄な思考や言葉ばかりが浮かび、再び観る。その繰り返しで、映画の人物達の目線で何度も書き直しました。
生きていると本当に様々な事がありますが、もし今、悲しみや苦しみの中にいて希望を見出せずにいたり、素直に涙を流す事が出来ずにいる方がいるのならば、この曲が「今悪い方へ振っているその振り子は、次は必ず光の方角へ振る」という希望になってくれることを願います。

那須田淳プロデューサーのコメント

原作小説の衝撃的な着想にひかれ、ふたりの主人公に小栗旬さん星野源さんを想い読み進めて4年経ち、Uruさんの主題歌をえたことで映画が完成しました。
Uruさんとは、ドラマ『コウノドリ』でもご一緒しています。『コウノドリ』のテーマは「命」。彼女の歌と歌声には、その源のようなところに響く何かが感じられました。
Uruさんとは何も打ち合わせすることなく、ただ映画を見て頂き、この楽曲を作ってもらいました。映画『罪の声』には様々な人たちの人生が宿っています。
生きてきた証や夢や希望、どんな人生にも必ずある「生きているということ」の源にある何かを感じ取ってもらいたくてこの映画を作りました。
その深淵に潜む何かを、Uruさんは『振り子』で、響きしみいる歌声と詞で浮かび上がらせてくれたような気がします。
どんな人生も美しいことを教えてもらった気がします。映画の主題歌とはこういうことかと初めて聞いた時から今も繰り返して感動しています。

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