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ポケモンに育てられた少年と幻のポケモンの父 『劇場版ポケットモンスター ココ』最新予告

リアルサウンド

20/2/28(金) 10:28

 7月10日に全国ロードショーされる『劇場版ポケットモンスター ココ』の予告編とポスタービジュアルが公開された。

参考:『名探偵ピカチュウ』のピカチュウは実写映画における映画スター! その“かわいさ”が意味するもの

 本作は、1998年の『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』から始まり、今年で23作目を迎えるポケモン映画の最新作。人里から遠く離れたジャングルの奥地に、よそ者が足を踏み入れることを許さない、厳しい掟で守られたポケモンたちの楽園、オコヤの森があった。その森で、幻のポケモン・ザルードに、ポケモンとして育てられた少年ココ。自分のことをポケモンだと信じて疑わないココは、ある日、サトシとピカチュウに出会い、初めての「ニンゲンの友達」ができる。自分は“ポケモン”なのか、それとも“人間”なのか。オコヤの森に危機が迫った時、ポケモンと人間、親子の愛が試される。

 公開された予告編では、ココがポケモンに育てられた少年だったこと、さらに幻のポケモンとして新たに発見されたザルードが、ココを育てた父親だったことが判明する。オコヤの森の中を人間離れした動きで飛び回りながら、偶然冒険にやってきたサトシとピカチュウの目の前に姿を現し「コ…、コ」と名乗ったのは、ポケモンに育てられ、自らもポケモンだと信じる少年ココ。ポケモンたちに囲まれて木の実を食べたり、木の上で居眠りしつつも、見た目は人間のココに対して、サトシは次第に「本当にポケモンなのか?」と感じはじめる。

 そんな中、突然オコヤの森に危機が。ポケモンを助けて回るココだったが、彼自身も危ない目に。そんなココを間一髪のところで助け、彼が「父ちゃん」と呼んだのは、幻のポケモン・ザルード。

 今までポケモン映画で描かれてきたのは、トレーナーである人間とポケモンとの絆の物語だったが、本作では“ポケモンが人間を育てる”という新しいカタチの絆を描いた物語となっている。なぜココはポケモンとして育ったのか、そしてザルードはどうしてココを育てたのか。

 あわせて公開となった本ポスターは、オコヤの森に美しい夕日が差し込む中、ザルードに頭を撫でられて照れくさそうにしているココと、そんな2人を温かく見守るサトシとピカチュウ、ホシガリスが描かれたビジュアルとなっている。そして、頭上の葉の間には幻のポケモン・セレビィの姿も。ピンク色のセレビィが映画でどう登場するのかにも注目だ。(リアルサウンド編集部)

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