「長江哀歌」「帰れない二人」などで知られるジャ・ジャンクーが新型コロナウイルスをテーマにした短編映画「来訪」を公開した。

スマートフォンで撮影された「来訪」は、新型コロナウイルスの感染が拡大する中で、映画制作のために打ち合わせをする2人の男性の日常を切り取った作品。現在本作はYouTubeで公開中だ。

ジャ・ジャンクーは「この世界には戦争を経験している映画監督とそうではない監督の2種類がいると言われている。でも私たちは数年後こうも言えるだろう。新型コロナウイルスが蔓延する世の中を経験している監督と、そうでない監督の2種類がいると。この災難は間違いなく私たちに考える時間を与え、私たちの新しい映画文化を作るでしょう」と述べている。

（情報・写真提供：新浪）