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ヘンデル『シッラ』全3幕 ファビオ・ビオンディ指揮 エウローパ・ガランテ

20/2/22(土)

開館65周年を迎えた神奈川県立音楽堂が、それを記念した「音楽堂室内オペラ・プロジェクト」を展開中です。 1月には川端康成原作、アレクサンドル・デスプラ作曲の“ボーダーレス室内オペラ”『サイレンス』を日本初演したばかりですが、それに続く企画は、ヘンデルのオペラ『シッラ』。指揮は、イタリア生まれのヴァイオリニスト、ファビオ・ビオンディ。彼がみずから率いる古楽オーケストラ「エウローパ・ガランテ」は、その幅広いレパートリーをもって、ヨーロッパで人気を博しています。埋もれた作品の発掘にも熱心な彼らですが、音楽堂とのコラボレーションは2006年のヴィヴァルディ「バヤゼット」にさかのぼります。また2015年には同じくヴィヴァルディの「メッセニアの神託」を上演して高評を得ました。 彼らが今回取り上げる『シッラ』は、ヘンデルの幻のオペラといわれています。権力に魅せられたローマ皇帝シッラ(ルキウス・コルネリウス・スッラ・フェリクス)が主人公です。ドイツからロンドンに移り住み、『リナルド』で成功を収めたヘンデルの美しい音楽の集大成だとビオンディさんは言っているそうですが、モーツァルトがオペラ『ルーチョ・シッラ』でも取り上げた独裁者をヘンデルがどう描いたか? またそれを現代にどう甦らせるのか? 興味は尽きません。演出は弥勒忠史さん。公演は2月29日(土)・3月1日(日)。

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