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三代目 J SOUL BROTHERS、10周年にふさわしい濃密なベストライブ 『LIVE×ONLINE IMAGINATION』で見た活動の軌跡と未来

リアルサウンド

20/9/27(日) 14:00

 LDHの新たなライブエンタテインメントとして9月19日から開催されてきた有料配信ライブ『LIVE×ONLINE IMAGINATION』最終日となる26日、三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE(以下、三代目JSB)が登場した。本ライブは、オンラインならではの演出や映像を体験できる有料配信ライブで、これまでにLDH所属のアーティスト9組が個性豊かなライブを開催してきた。

 今年11月でデビュー10周年を迎える三代目JSBは、デビューから今までのライブツアーの映像を盛り込みながら、当時を彷彿とさせる楽曲や演出で“今”の彼ららしいパフォーマンスを繰り広げていった。

 まず、真っ白な衣装で登場したメンバーにグラフィック映像が映し出され「J.S.B. DREAM」を披露。グループカラーでもある赤や青だけの照明で作り出された空間、グラフィック映像、衣装に合わせた真っ白な椅子とテーブルを使用したパフォーマンスを盛り込むなど、目を引く様々な演出で視聴者を一気に三代目JSBの世界へ引き込んでいく。続く、「Lose Control」では、大きなリムジンを前にボーカルそれぞれがダンサーを従えて歌ったり、車内へ移動して歌うなど、豪快なパフォーマンスを披露した。

 これまでのライブ映像の数々が流れると、シルバーのアウターを羽織ってメンバーがステージに現れ「LET’S PARTY」をパフォーマンス。1stアルバム『J Soul Brothers』収録の「1st Place」、4thシングル曲の「FIGHTERS」と懐かしい楽曲が続いていく。当時と比べると彼らの進化がよく分かるだろう。

 2014年に開催されたライブツアー『三代目 J Soul Brothers LIVE TOUR 2014 “BLUE IMPACT”』の映像を盛り込みながら、ダンサーも登場し、当時のライブを彷彿とさせる演出で「JSB Blue」「Waking Me Up」をパフォーマンスした。ボーカル・今市隆二が「まだまだ!」と声を上げると、踊りながら移動し、それまでのパフォーマンスから一転。「Go my way」では時折笑顔を見せながら爽やかなムードを演出した。またガラッと雰囲気を変えた「O.R.I.O.N.」では再びダンサーが登場し、さらにライブを盛り上げていく。

 熱気に満ちたライブを落ち着かせるかのように「C.O.S.M.O.S.~秋桜~」のMVが流れると、真っ白のスーツに身を包んだメンバーが登場。夏が終わりすっかり涼しくなった今の時期にぴったりの楽曲だ。ボーカル2人がステージに残り「最後のサクラ」を歌い上げ、四季を感じさせる楽曲を立て続けに披露した。今市は「懐メロをお届けさせていただいてます。デビューから応援してくださっている方にとっては懐かしい曲ですし、新しく知ってくれた方は『こんな曲があるんだ』と、いろいろな楽しみ方ができると思います」と、ここまでのライブを振り返った。ボーカル・登坂広臣は「過去のツアーを振り返りながらやってきて、自分たちも懐かしい想いになりながら、ファンの皆さんと一緒に歩んでいるんじゃないかな。そんなライブになっています。次の曲は、少し懐かしい曲になります」と、曲紹介すると「旅立つまえに」を歌い上げた。

 しっとりとしたバラードが続いたかと思えば、ELLYがダンサーとともに登場してバックスクリーンに炎が映し出された。ステージ上にも炎が現れるなどダイナミックな演出で、SHOKICHI(EXILE、EXILE THE SECOND)とともに「Fly Like a Dragon」をパフォーマンス。5月に開催予定だったライブ『EXILE SHOKICHI vs CrazyBoy「KING & KING」』が中止となったため、楽しみにしていたファンへ向けた粋な計らいだったようだ。

 「METROPOLIZ バーチャルリアリティへようこそ」というナレーションから、ライブツアー『三代目J Soul Brothers LIVE TOUR 2016-2017 “METROPOLIZ”』『三代目J Soul Brothers LIVE TOUR 2017 “UNKNOWN METROPOLIZ”』のロゴが映し出されると、DJ MAKIDAI、VERBAL(m-flo)、DJ DARUMAからなるクリエイティブユニット PKCZが登場し、SAMURIZE  from EXILE TRIBEとともに「PLAY THAT」をパフォーマンス。SAMURIZE は、EXILE HIROがプロデュースするダンサーによる、LEDの光の演出とダンスによるパフォーマンスチームだ。その流れのまま三代目JSBが登場し、披露したのは「Welcome to TOKYO」。「Feel So Alive」では、ELLYがダンサーを従えてラップをかまし、和傘を使ったソロダンスをNAOTOが披露すると、小林直己はスタイリッシュでタイトなダンスを披露。岩田剛典は得意のクランプダンスを踊り、山下健二郎はヒップホップで応戦するように踊っていく。勢いは止まらず「Summer Madness」「J.S.B. LOVE」とライブのボルテージは上がっていく一方だ。

 ここから後半戦がスタート。「Beautiful Life」では、メンバー全員が階段にちょこんと座り、踊ったり、カメラに向かって手を振ったり、笑顔を見せたりとリラックスしたムードに。そのまま「HAPPY」をパフォーマンスして、MCへ。直己は「大トリということでめちゃめちゃ楽しいんですけども!」と、2カ月ぶりのライブに喜びを見せた。NAOTOは「過去のライブをこの1回のライブで体験できるような、10周年にふさわしい“ベストライブ”というコンセプトでやらせてもらっています」と説明。また、「『LIVE×ONLINE』がやっと実現して、ファンの皆さんが見てくれているんで本当に嬉しく思います」と、コンセプトの発案者であるELLYは喜びを語った。コロナ禍でなかなかライブができない状況について、岩田は「そんな中でも画面を通して、自分たちのエンターテインメントを皆さんに届けて、少しでも元気になってもらえたら嬉しく思いますし、今日のライブを見てもう1回ファンになってくれたら嬉しいなと心から思います!」と、ファンへメッセージを送った。

 山下は「懐かしい曲をみんなで踊っていると当時の映像が蘇ってきて、懐かしい想いでいっぱいです。後半も盛り上がっていきましょうよ!」と、メンバーに呼びかけた。続けて、「この後の流れを僕だけ聞いていない……」とポツリ。すると「(山下)健ちゃんにやっていただくのは、オンラインかくれんぼ~!」とNAOTOが声を上げた。実は各所に根回しをして、山下にはかくれんぼすることが伝わらないようにしていたという。山下が鬼となり、「Rta-tat-tat~Share The Love~」が流れている間に会場内に隠れたメンバーを視聴者からのコメントを頼りに探すというもの。「かくれんぼは得意?」というNAOTOからの質問に、登坂は「オーラを消すなんて簡単です!」と余裕を見せた。岩田は「人生初かくれんぼです!」と冗談をかまし、派手な衣装を着たELLYは「見てください、この格好。隠れますよ。見ていてください」、今市は「1番得意!」と自信満々。背が高い直己は「長い、デカい物に隠れれば……」と、笑った。

 メンバーが隠れ終わると「Rta-tat-tat~Share The Love~」が流れ、かくれんぼがスタート。山下は「え、全然分からない」と言いながら、スタッフに扮した今市や岩田の前を歩いていく。コメントには、隠れているメンバーの場所が詳細に書かれており、2回目の「Rta-tat-tat~Share The Love~」が流れると「見えとんねん!」「マジで分からんかった!」など、楽しみながら一人ひとりを見つけ出していく。無事全員見つけ出し、ステージへ戻るとバックスクリーンにファンが映し出され、一緒に振付を踊って共演を楽しんだ。続けて、言わずと知れた代表曲「R.Y.U.S.E.I.」をパフォーマンスし、ライブ本編は終了した。

 しかし、このままでは終わらない。映像を挟み、アンコールがスタート。開催予定だったライブツアー『三代目J SOUL BROTHERS PERFECT LIVE 2010▶2020』と『LIVE×ONLINE』が描かれたTシャツで登場し、バックスクリーンに映し出されるグラフィック映像と融合させたパフォーマンスで「Movin’ on」を披露。続く「Yes we are」では、ライブ映像だけでなくファンの声援も流れて生でライブを見ているかのような感覚に陥った。

 今市は「LDH所属アーティストがそれぞれグループの特性を活かしてライブを届けさせていただきました。『LIVE×ONLINE』2回目でしたが、3回、4回とどんどん続けていって、皆さんとさらにコミュニケーションを取りたいと思いますし、どんどん進化して最高のエンタテインメントをお届けしたいです。この先の『LIVE×ONLINE』も楽しみに待っていてください!」と、ファンへ呼びかけた。登坂は「ファンの皆さんと同じ空間でライブを体験することが難しい状況ですが、距離が遠くても僕たちから皆さんの元へ幸せの虹がかかることを願って聴いてください」と曲紹介し、全員が椅子に座って最後の楽曲「RAIMBOW」を歌っていく。バックスクリーンにはこれまでのライブだけでなくMVやそれぞれの活動の裏側など、デビューから今までの映像が映し出された。メンバーそれぞれがこれまでの活動を思い出しているかのような表情が印象的だった。

 最後に、今市が「まだまだ(『LIVE×ONLINE』を)続けていきたいと思いますし、さらに進化させて皆さんに楽しんでもらえるように頑張っていきたいと思います!」と話すと、登坂は「さらにパワーアップした『LIVE×ONLINE』をお届けしたいと思います。期待していてください! ライブでまた会いましょう! いつもありがとう!」と、ファンへ感謝の言葉を贈り、ライブは終了した。

 懐かしい曲から最新曲まで全25曲を約1時間45分に凝縮し、これまでの歴史を振り返るとともに、デビューから躍進し続ける彼らの姿を見ることもできた。このライブを機に、ファンとともに新たな歴史の一歩を踏み出していくことだろう。

■『LIVE×ONLINE IMAGINATION PREMIUM LIVE EXILE TRAIN』公演概要
配信日時:2020年9月27日(日)夜7時〜
視聴料金:ABEMAコイン3900コイン(料金3900円、決済手数料780円)
配信はこちら

出演者:
EXILE TAKAHIRO
EXILE THE SECOND
THE RAMPAGE from EXILE TRIBE
FANTASTICS from EXILE TRIBE
BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE

■『LIVE×ONLINE MAGINATION』公演概要
8夜連続独占生配信
配信日時:2020年9月19日(土)~26日(土)
開演時間:全公演/夜8時~
視聴料金:ABEMAコイン3900コイン(料金3900円、決済手数料780円)

『LIVE×ONLINE  IMAGINATION』全8公演スケジュール
9月19日(土)/THE RAMPAGE from EXILE TRIBE
販売期間:2020年9月1日(火)~9月22日(火)21時59分

9月20日(日)/BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE
販売期間:2020年9月1日(火)~9月23日(水)21時59分

9月21日(月)/EXILE THE SECOND
販売期間:2020年9月1日(火)~9月24日(木)21時59分

9月22日(火)/DOBERMAN INFINITY
販売期間:2020年9月1日(火)~9月25日(金)21時59分

9月23日(水)/GENERATIONS from EXILE TRIBE
販売期間:2020年9月1日(火)~9月26日(土)21時59分

9月24日(木)/FANTASTICS from EXILE TRIBE
販売期間:2020年9月1日(火)~9月27日(日)21時59分
配信はこちら

9月25日(金)/E-girls、Happiness、スダンナユズユリー
販売期間:2020年9月1日(火)~9月28日(月)21時59分
配信はこちら

9月26日(土)/三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE
販売期間:2020年9月1日(火)~9月29日(火)21時59分
配信はこちら

※上記概要は予告なく変更する場合あり。
※本配信は全公演1時間半~2時間を予定。当日は生配信につき公演時間は多少増減する場合がございますので、予めご了承ください。
※「ABEMA PPV ONLINE LIVE」のコンテンツは「ABEMAコイン」でチケットを購入後、ご視聴いただけます。「ABEMAコイン」はスマートフォンアプリもしくはPCから購入いただけます。
※本配信は各公演終了後から3日後の夜10時まで見逃し配信いたします。期限を過ぎますと視聴ができなくなりますのでご注意下さい。また、見逃し配信時に初めてご視聴される方は全ての映像をご覧いただくために、各公演終了から3日後の夜8時までのご購入とご視聴開始を推奨いたします。
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