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リウ・イーフェイも興奮、「ムーラン」撮影監督がリアルにこだわった舞台裏語る

ナタリー

20/9/22(火) 9:30

「ムーラン」ビジュアル

ディズニー実写映画「ムーラン」より、キャストのリウ・イーフェイ、ドニー・イェン、ジェイソン・スコット・リー、撮影監督を務めたマンディ・ウォーカーのコメントが公開された。

「クジラの島の少女」のニキ・カーロが監督を務めた本作。中国の伝説「花木蘭」をもとに、主人公ムーランが自身を男性と偽り国の運命をかけた戦いに身を投じるさまが描かれる。リウ・イーフェイがムーランを演じ、コン・リー、ジェット・リーらが共演に名を連ねた。

本作の特徴の1つとなっているアクションシーンは、カーロのこだわりでできるだけグリーンスクリーンを使わずに撮影されたという。ウォーカーはカーロについて「彼女は最初からできるだけリアルに、と注文を出していました。ムーランが体験していることを観客にもできるだけ体感してほしいと言うのが彼女の希望だったんです」と語る。また「俳優から見ても、最終的にどんな映像になるかわからずに演技をするよりは、その場で結果が見えるやり方のほうが演技をしやすいのではないかという配慮もありました」と、キャストに対する配慮も理由の1つだったことを明かした。

リウ・イーフェイは本作で使用されたセットについて「あのプロダクションデザインは私の演技に深みを与えてくれたわ。彼らの環境の作り方、事物の装飾の仕方、テーブルのティーポットの置き方といったシンプルなことまでも含めて、そのすべてからね。事物に生命が宿るのを目の当たりにすると興奮するわ。自分が本当にその場にいるような気分になるのよ」とコメント。リーは「観客の人たちはきっとCGをふんだんに使っていると思うかもしれないけれど、実はそうじゃないんだ。あの色や深みや本物の景観や背景を目にすると、とにかくぶっ飛んでしまうね」と語り、ドニー・イェンは「多くの時間と資源と労働力を費やして、各キャラクターがカメラの前でパフォーマンスするための準備がしっかりとなされていたんだ。全員が真のプロフェッショナルだね」とスタッフを称賛した。

「ムーラン」はディズニープラスで独占配信中。プレミアアクセス料金2980円(税抜)を支払うことで、何度でも視聴可能となる。

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