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唐沢寿明が日本版ジャック・バウアーに! 『24 JAPAN』10月から全24話で放送決定

リアルサウンド

20/3/24(火) 5:00

 唐沢寿明が、米国ドラマ『24-TWENTY FOUR-』の日本版リメイク『24 JAPAN』(テレビ朝日系)で主演を務めることが発表され、10月から全24話で放送されることが明らかになった。

参考:唐沢寿明、50代でトリックスターの魅力を開花 『ハラスメントゲーム』“昼行灯”の主人公から考察

 アメリカ連邦機関CTU(テロ対策ユニット)の捜査官ジャック・バウアー(キーファー・サザーランド)が、凶悪なテロ事件と戦う姿を描いた米国ドラマ『24-TWENTY FOUR-』は、1シーズン(全24話/24時間)をかけて1日の出来事をリアルタイムで描く革新的なスタイル、そしてスピーディーかつスリリングな展開で視聴者を圧倒し、世界的大ヒットシリーズとなった。

 本作は、そんな超大作をテレビ朝日が20世紀FOX社と組んでリメイク。“米国史上初のアフリカ系アメリカ人大統領”が誕生するまでの24時間を描写したオリジナル版のシーズン1をベースに、“日本初の女性総理”が誕生するまでの24時間を描く。

 唐沢が演じるのは、日本版ジャック・バウアー、獅堂現馬。唐沢は、オリジナル版の大ファンとのことで、「『24』は何十回も見ていた作品。当時はジャック・バウアーの同僚トニー・アルメイダが好きで、自分の携帯もCTUの内線電話の着信音にして、友達からの電話には『アルメイダ』と名乗って出ていたんですよ(笑)」と明かしている。それゆえに「俳優生命を懸けて取り組みます! 日本独自の色も出しながら、視聴者の方々が面白いと思える作品を本気で作りたい」と気合十分。撮影に向けて準備も万全で、「急にアクションシーンが来てもケガをしないよう、護身術を混ぜた結構ハードなトレーニングもして備えている」という。

 これまでさまざまな名作のリメイク版で主演を張ってきた唐沢。「リメイク作品をやると発表されるたびに、いつも様々な意見をいただきます。『白い巨塔』のときも『唐沢にできるわけないだろ!』って、最初は言われましたから(笑)」と、過去の逆風スタートを振り返る。そんな中、『24』の日本版リメイクに挑むことになった唐沢は「今回は僕のキャリア史上、一番賛否両論あるんじゃない(笑)? でも、自分より下の世代の子たちが今後、海外作品のリメイク版にもバンバン挑戦できる環境を整えるためにも、先陣を切る役目は僕が買って出ますよ」と、闘志に満ちた熱い思いを吐露している。

■唐沢寿明(獅堂現馬役) コメント
『24』は何十回も見ていた作品。当時はジャック・バウアーの同僚で、哀愁漂うトニー・アルメイダが好きで、自分の携帯もCTUの内線電話の着信音にして、友達からの電話には「アルメイダ」と名乗って出ていたんですよ(笑)。だから、日本版リメイクの出演オファーを受けたときは「あの『24』をリメイクするんだ! まさか自分が日本版ジャック・バウアーをやるとは……」と、ずいぶん驚きましたね。

僕は過去にもリメイクもので何回か主演を務めてきましたけど、リメイク作品をやると発表されるたびに、いつも様々な意見をいただきます。『白い巨塔』のときも「唐沢にできるわけないだろ!」って、最初は言われましたから(笑)。今回は僕のキャリア史上、一番賛否両論あるんじゃない(笑)? でも、批判や意見は何をやっても付いて回るものですから、気にしていても仕方ない。オリジナル版が本当に面白いから、そのファンの方も当然たくさんいる。それだけの思いがあるのも当然のことだと思います。自分自身も本当に大好きな作品だから、思い入れも人一倍あります。こんなにも各登場人物が主人公に負けない存在感を出せる作品と巡り会えるチャンスもなかなかありませんし、出演者一丸となって、日本独自の色も出しながら、視聴者の方々が面白いと思える作品を本気で作りたいです。それには、撮影を乗り切るための準備が絶対的に必要。急にアクションシーンが来てもケガをしないよう、通常のトレーニングに加え、護身術を混ぜた結構ハードなトレーニングもして備えています。

どの作品も毎回そうですけど、今回も俳優生命を懸けて取り組みます! 自分より下の世代の子たちが今後、海外作品のリメイク版にもバンバン挑戦できる環境を整えるためにも、先陣を切る役目は僕が買って出ますよ。とにかく、まずは『24 JAPAN』を見てください。そこでもし「日本人のみんなも頑張ってるね」と思っていただけたら、逆に応援してほしいんです。視聴者の皆さんとも一緒に『24 JAPAN』を作りたい――そう考えていますので、意見もどんどん出していただきたいと思います。

(リアルサウンド 編集部)

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