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ジェジュン、BIGBANG D-LITE……K-POPアーティストによる個性豊かなJ-POPカバー

リアルサウンド

19/10/6(日) 8:00

 先日、『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)でジェジュンがDREAMS COME TRUEの「未来予想図Ⅱ」を披露し、大きな話題を呼んだ。その後9月25日にリリースされた、同楽曲を含むジェジュン初のカバーアルバム『Love Covers』は、2019年10月7日付オリコン週間アルバムランキングや同日付のビルボードジャパン「総合アルバム・チャート“HOT ALBUMS”」で1位を獲得した。

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 実はジェジュン以外も多くの韓国のアーティストたちが日本の楽曲をカバーしている。今回は、彼らによる、J-POPカバーをいくつか紹介したい。

■『Love Covers』ジェジュン
 『Love Covers』は、「メロディー」(玉置浩二)、「First Love」(宇多田ヒカル)、「奏(かなで)」(スキマスイッチ)、「チキンライス」(浜田雅功と槇原敬之)など、J-POPの名曲7曲を収録した、ジェジュンにとって初のカバーアルバムだ。アルバムは「愛してる」(中島美嘉)の甘い歌声から始まる。

 『ミュージックステーション』で披露された「未来予想図Ⅱ」は、DREAMS COME TRUEの中村正人が絶賛するほどの仕上がりで、視聴者を引きつけた。ジェジュンの解釈による「未来予想図Ⅱ」は、切ないラブソングになっている。

 アルバムの最後は、ライブでも披露した尾崎豊の「Forget-me-not」で締めくくる。誰もが一度は聞いたことのある楽曲を、ジェジュンなりにアレンジし、新たな彩りを与えた。一曲一曲に対する彼のリスペクトを感じることのできる聞き応えのあるカバー作品だ。

■『D’scover』D-LITE (from BIGBANG)

 BIGBANGのメンバー、D-LITEはカバーアルバムで日本ソロデビューを果たしている。2013年にリリースされた『D’scover』は、亀田誠治、松尾潔、笹路正徳、VERBAL、4人のプロデューサーを迎えて作り上げられた。アルバムは「陽のあたる坂道」(Do As Infinity)から始まり、「全力少年」(スキマスイッチ)、「やさしさで溢れるように」(JUJU)などのカバー曲9曲と、オリジナル曲「WINGS」と「BABY DON’T CRY」の日本語バージョンが収められている。

 MVも公開されている「歌うたいのバラッド」はシンガーソングライター・斉藤和義の曲だ。オリジナルは斉藤のどこか泥臭く力強い声と、彼の奏でるギターの音色が特徴的だが、D-LITEのカバーしたバージョンでは彼の持つ温かく包み込むような声から、曲の中にある優しさや切なさが滲み出て、また違う色を見せている。

 「じょいふる」(いきものがかり)では、「歌うたいのバラッド」とは打って変わったD-LITEの姿を見せる。「ナルバキスン(Look at me,Gwisun)」や「あ・ぜ・ちょ!」などのコミカルな曲も歌いこなすD-LITEにとっては「じょいふる」のようなファンと一緒に盛り上がる曲は得意中の得意だ。甘い歌声を聞かせるバラードももちろんだが、「じょいふる」のような曲を選曲したのは、D-LITEらしい。高い歌唱力を持っているからこそ、様々なタイプの曲を歌いこなせるのだろう。

■ライブや動画配信でも数々のアーティストがカバー
 この他にも、ライブや動画配信などで多くのK-POPアーティストたちが日本曲のカバーを披露している。東方神起・チャンミンの「Rusty Nail」(X-JAPAN)、EXO・チャンヨルの「ROCKET DIVE」(hide with Spread Beaver)、PENTAGON ジンホの「言葉にできない」(小田和正)や、DAY6の「前前前世」(RADWIMPS)など、日本のライブではたびたびパフォーマンスされている。どれもがオリジナル曲にも勝るとも劣らない仕上がりで、その楽曲に対する思いを感じることができる。

 SHINeeのメンバー、オンユは、グループ初の東京ドーム公演で徳永英明のデビュー曲「レイニーブルー」を歌った。その後、動画を見た徳永英明本人がライブで絶賛したという話は、ファンの間で大きな話題になった。

 また、中島美嘉の「雪の華」は、韓国でよくカバーされる曲の一つ。シンガーソングライター、パク・ヒョシンが韓国語の歌詞で歌い、ドラマ『ごめん、愛してる』の主題歌としても馴染み深い楽曲だ。K.Will、Jun. K(2PM)、キュヒョン(SUPER JUNIOR)、ジュン(SEVENTEEN:中国語で歌唱)、チョン・ウンジ(Apink)など、数え切れないほどの多くの韓国のアーティストたちがカバーをしている。

 彼らがパフォーマンスするカバー曲のどれもが、オリジナルに対する思いやリスペクトを感じられる。今後、どのような日本の曲をカバーしてくれるのかが、楽しみだ。(西門香央里)

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