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宝塚宙組『El Japón(エル ハポン) -イスパニアのサムライ-』『アクアヴィーテ(aquavitae)!!』~生命の水~ 宝塚歌劇宙組

19/12/29(日)

新年1月3日に、東京宝塚劇場で開幕する宝塚歌劇団宙組公演は、前物の芝居が宝塚ミュージカル・ロマン『El Japón(エル ハポン)-イスパニアのサムライ-』、後物が、ショー・トゥー・クール『アクアヴィーテ(aquavitae)!!~生命の水~』です。   『El Japón』は、スペイン南部の町に、スペイン語で日本を意味する“ハポン”という姓を持つ、“サムライの末裔”を自認する人々がいることを知った、作・演出の大野拓史が、史実と創作を織り交ぜて描いた作品で、オリンピックイヤーの幕開きに、東京で、日本とヨーロッパの交流を題材にした舞台が上演されるのも、なかなか意義深いことだと思います。 主人公の蒲田治道(真風涼帆)は、仙台藩が派遣した慶長遣欧使節団の一員としてイスパニアに渡り、そこで、夫を亡くし、女手一つで宿屋を切り盛りするカタリナ(星風まどか)に出会い、惹かれていくという物語。トップスター真風涼帆の治道がカッコいいと評判になっています。 ショーは、作・演出の藤井大介が得意とする“お酒シリーズ”で、今回は、大人のお酒ウィスキーがテーマ。真風や芹香斗亜をはじめ、宙組生の大人の魅力が弾けるショーになりそうで、とても期待しています。

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