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「総理の夫」田中圭が夫婦役にハラハラ、中谷美紀「どういう意味ですか!?」

ナタリー

「総理の夫」完成披露試写会舞台挨拶の様子。下段左から田中圭、中谷美紀。中段左から松井愛莉、貫地谷しほり、工藤阿須加。上段左から河合勇人、片岡愛之助、嶋田久作、岸部一徳。

「総理の夫」の完成披露試写会が9月8日に東京・TOKYO DOME CITY HALLで行われ、キャストの田中圭、中谷美紀、貫地谷しほり、工藤阿須加、松井愛莉、嶋田久作、片岡愛之助、岸部一徳、監督の河合勇人が舞台挨拶に立った。

原田マハの同名小説をもとにした本作は、妻を愛してやまないお人好しな鳥類学者・相馬日和と、日本初の女性総理大臣に選出された妻・凛子の激動の日々を描いた政治コメディ。田中が日和、中谷が凛子を演じた。

田中の「中谷さんと夫婦役ということで緊張しました。ハラハラしましたよ」というコメントに「どういう意味ですか!?」と返し、会場を沸かせる中谷。「お話をいただいた当初は、『日本で女性の総理って絶対無理でしょう?』と意地悪な気持ちで原作と脚本を読みました。でも凛子が“働く女性が子供を産み、育てやすい世界にする”という理念を持っていて、そこに1人の女性としてとても共感しました」と振り返る。

役作りについて、中谷は「世界中の女性リーダーが怒りをグッとこらえて穏やかな口調でお話しされているのを参考にさせていただきました。あとは日和くんが隣にいてくださったので、彼の優しさに包まれて演じていれば凛子になるな、と思いました」と述懐。田中は「監督に『脚本どうでした?』と聞かれて、『何もしない主人公でうれしいです!」と言ってしまい、『やる気ないな』って思われていないかと(笑)。ただ現場に入ると何もしないことで不安になったんですけど、なるべく日和としてニュートラルでいるようにしていました」と回想した。

最後に中谷は「この作品は、働く女性、やむを得ず働くことができない女性、働くことを選ばなかった女性、そしてそうした女性を支える、ちょっと肩の荷を下ろしたいなという男性を応援する作品です」と本作を紹介。「皆さんを必ず笑顔にすることを誓います! 『総理の夫』相馬政権に清き1票をちょうだいできますよう、心よりお願い申し上げます!」とアピールした。

「総理の夫」は9月23日に全国で公開。

(c)2021「総理の夫」製作委員会

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