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「100日間生きたワニ」山田裕貴がオリジナルキャラ演じる、特報も公開

ナタリー

21/3/20(土) 20:30

左からカエル役の山田裕貴、イヌ役のファーストサマーウイカ、バイトちゃん役の清水くるみ。

「100日間生きたワニ」に山田裕貴、ファーストサマーウイカ、清水くるみが出演することが明らかに。またYouTubeで本作の特報も公開された。

きくちゆうきのマンガ「100日後に死ぬワニ」を、上田慎一郎とふくだみゆきがアニメーション映画化した本作。主人公・ワニの声を神木隆之介が担当し、中村倫也がネズミ役、木村昴がモグラ役、新木優子がセンパイ役で声優に名を連ねる。音楽を亀田誠治が担当し、いきものがかりが主題歌「TSUZUKU」を書き下ろした。

山田は映画オリジナルキャラクター・カエル役で出演。カエルは「100日後に死ぬワニ」のその後を描く新たな物語にて、ネズミやモグラと交流を重ねていく。さらにファーストサマーウイカはモグラの恋人・イヌ役、清水はセンパイが働くカフェのバイトちゃん役を担当する。

この発表にあたり山田は、自身の役について「僕自身、台本を読んだ時に異物感があって、皆さんも最初の印象は『なんだこいつ』って感じると思いますが、この物語にとって“新しい風”です。残された悲しみ、出会いと別れ、そうしたものを背負った人への追い風になれたらと思います」とコメント。ファーストサマーウイカは「モグラさんとの掛け合いも楽しみです。イヌさんの明るくキュートな雰囲気を出せるように頑張りたいと思います!」と、清水は「この作品はみる人によって色々な感情を想像させてくれる素敵な作品だなと思います」と話した。

YouTubeで公開された特報には、主題歌「TSUZUKU」が使用されている。以下にはいきものがかり水野良樹と、亀田のコメントも掲載した。なお同時に、本作の本ビジュアルも到着。ビジュアルには、ワニが仲間たちと過ごした日々の写真がデザインされている。

「100日間生きたワニ」は5月28日に全国公開。

山田裕貴 コメント

話題になっていたので、実際に原作を読んでみたら日々の大切さに気づかされ、日頃の過ごし方も変わるような力を持った作品だと思いました。映画オリジナルのカエルは僕自身、台本 を読んだ時に異物感があって、皆さんも最初の印象は「なんだこいつ」って感じると思いますが、この物語にとって“新しい風”です。残された悲しみ、出会いと別れ、そうしたものを背負った人への追い風になれたらと思います。また、どれだけ明るくて、笑顔で元気にいる人でも抱えているものがあって、色々な人がそこにいるという事をカエルから感じて貰えたらいいなと思います。

ファーストサマーウイカ コメント

リアルタイムに毎日楽しみに読ませて頂いていたので、まさか動くワニ君達とその世界に入れるなんて夢にも思いませんでした!
中でも、物語をさらに鮮やかにしてくれたイヌさんはとても好きなキャラクターでした。モグラさんとの掛け合いも楽しみです。イヌさんの明 るくキュートな雰囲気を出せるように頑張りたいと思います!

清水くるみ コメント

朝の番組で特集しているのを毎日楽しみに見ていた100ワニに、まさか自分が携わらせていただけるなんて、そして、初めて声のお仕事をこの作品でさせていただけるなんて、とても光栄です! 個人的に近年、行間を読ませる作品に出会えていないな、と感じていたのですが、この作品はみる人によって色々な感情を想像させてくれる素敵な作品だなと思います。このようなご時世ですが、だからこそ大切なものに気付かせてくれる、そんな作品になっていると思います。世代を問わず、たくさんの方に観ていただきたいです!

水野良樹(いきものがかり)コメント

ワニくんがいなくなってから、嵐のように時が過ぎていった1年で、自分の感情や暮らしを雑に扱わないこと。怒りや不安に心を酔わせな
いこと。今日から明日をなんとか続けていくこと。それがどれだけ大変で、どれだけ尊いのか。ずっと考えています。
“つづく”という言葉に込めたのは意志です。今、生きているひとたちはいつも“残される側”です。別れの悲しみを知りながら、それでも明日を迎えなければいけません。
自分の今を、自分の物語を、必死に生きようとしている誰かに、この歌が届いて欲しいです。

亀田誠治 コメント

このお話をいただいたとき、音楽も色もまだついていない、まるで紙芝居のような映像を見せてもらっただけで涙があふれました。
ワニくんの日常は、僕たちが向き合っている日常そのものでした。この映画は生きることの素晴らしさに光をあててくれるやさしい物語です。
この尊い日常にそっと音楽で寄り添えれば幸いです。

(c)2021「100日間生きたワニ」製作委員会

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