ドラマ「キワドい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木」の制作発表会が本日9月6日に東京・スペースFS汐留で行われ、キャストの山田涼介（Hey! Say! JUMP）、田中圭、関水渚、ジェシー（SixTONES）、江口のりこ、八嶋智人、椎名桔平が登壇した。

実は異母兄弟という秘密を持った2人の刑事が、池袋で発生した凶悪事件に挑むさまを描く本作。山田が人情派で生真面目な神崎隆一、田中が超破天荒でキレ者の黒木賢司を演じ、ジェシーが若手刑事・諸星一朗、関水が神崎と黒木の事件捜査に深く関わる謎の女、江口が姉貴的な存在の刑事・木村ともこ役で出演。また八嶋が強行犯係の統括係長・末長光一、椎名が神崎と黒木の父親・神崎賢造に扮した。

「こんなに仲良くなると思わなかったです」と田中との共演について話す山田は「共通点が多かったんです。本当のお兄ちゃんみたいな感じで撮影できましたね」とはにかむ。対する田中は「撮影が始まる前はこんなストイックな弟と比べられるのは嫌だなと思っていたんですが、今はこんな弟いたら最高だなと思っています。とにかく涼ちゃんがいい奴なんですよ！」と信頼をのぞかせた。共通点が多いという2人に、合わなかった部分はなかったのか？と質問が飛ぶと、田中は「ファッションセンスぐらいかな」と笑う。山田も「それについては圧倒的に僕のほうがあるので（笑）」と同意し「半袖半ズボン姿の圭ちゃんしか見られなかったです」と明かした。

「ジェシー役を演じました諸星です……って逆にね！」と挨拶し、会場に笑いを起こしたのはジェシー。撮影現場でのエピソードを問われ「江口さんとしりとりをしている時間が幸せな時間でした」と回想するも、江口に「ジェシーくんは自分のセリフがあるときは全然遊んでくれないんですよ」と、八嶋に「セリフがやべえなって思ったときは、どっか行っちゃうんです」と暴露され、「緊張しちゃうんで……」と照れた様子を見せた。そんなジェシーについて山田は「バラエティでおふざけしたり、おちゃらけたりしているイメージがあったんですけど、現場ではすごく真面目ですしチャーミングですね」と語り、「セリフを噛んだりすると顔とか耳が真っ赤になるんですよ。こんなに大きくてすらっとしててかっこいいけど、かわいい部分もあるんだなって発見できました」とほほえむ。それを受けたジェシーが「ギャップですね！」と声を掛けると、すかさず山田が「自分で言うことじゃないよ！」とツッコミを入れ、息の合った掛け合いで会場を沸かせた。「瞬発力と熱量のあるお芝居をするんだなと思いました」と田中との共演を振り返るのは椎名。山田に関しては「以前共演したときは、あどけない感じがあったんですが、ずいぶんと男っぽい青年になったなと」と言及する。

イベント中盤には本作のタイトルにちなみ「キワドい」エピソードを登壇者が披露する場面も。山田が「ふとしたときに、八嶋さんと圭ちゃんが僕のお尻と胸を触ってくるんですよ。あれは、なんだったんだろ……？（笑）」と思い起こすと、田中は「1話を観てもらえればわかると思うんですが、神崎がめっちゃいい体してるんですよ。僕自身もトレーニングしたりするので……触りたくなっちゃうんですよね（笑）。お芝居の中で腕をつかんだりするシーンはあるんですけど、そのときにおっ！と思ってもそれ以上触れないじゃないですか。だからふとしたときに触ってましたね」と述べる。八嶋は「僕は山田さんが10代のときに共演してるんです。だから成長したボディを確認したいっていうのと、 ananの表紙をされているのを見て、そこから思いが変わってきたというか、もっと知りたくなりました（笑）。僕の場合はお芝居中にも触るようにしましたね」とジョークを飛ばし、会場に爆笑を起こした。関水は「圭さんと真剣なセリフを言い合うシーンで、おなかが鳴ってしまってNGを出してしまいました」と述懐し、登壇者から「かわいいエピソード！」と次々に声が上がる。

最後に山田は「1話からド派手なアクションシーン盛りだくさんです。神崎と黒木がわちゃわちゃガヤガヤばちばちしながら、事件解決に奮闘する痛快なドラマになっています。ぜひ、ご覧になっていただければと思います」とアピールし、イベントの幕を引いた。

TBS系「キワドい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木」は、9月11日より毎週金曜22時にオンエア。吉田康弘と皐月彩が脚本、山室大輔と村尾嘉昭が演出を手がける。

※吉田康弘の吉はつちよしが正式表記

金曜ドラマ「キワドい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木」

TBS系 2020年9月11日（金）スタート 毎週金曜 22:00～22:54
※初回は15分拡大

(c)TBS