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ペドロ・アルモドバル『ペイン・アンド・グローリー』初夏公開 アントニオ・バンデラス映る特報も

リアルサウンド

20/1/17(金) 17:00

 ペドロ・アルモドバル監督最新作『Pain and Glory(英題)』が『ペイン・アンド・グローリー』の邦題で初夏よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマほかにて全国公開されることが決定。あわせて特報映像が公開された。

参考:動画はこちらから

 アルモドバル監督自身のキャリアにおける葛藤も含め、自伝的な要素もある本作。主演のアントニオ・バンデラスが映画監督役を演じ、昨年の第72回カンヌ国際映画祭で主演男優賞を初受賞、先日発表となった第92回アカデミー賞主演男優賞にノミネート入りも果たした。さらに、アルモドバル監督のミューズであるペネロペ・クルスも出演し、スペインの日差しの下で献身的に息子を育て、家族を明るく支える母親役を演じている。

 脊椎の痛みから生きがいを見出せなくなった世界的映画監督サルバドール(アントニオ・バンデラス)は、心身ともに疲れ、引退同然の生活を余儀なくされていた。そんななか、昔の自分をよく回想するようになる。子供時代と母親、その頃移り住んだバレンシアの村での出来事、マドリッドでの恋と破局……。その痛みは今も消えることなく残っていた中、32年前に撮った作品の上映依頼が届く。思わぬ再会が心を閉ざしていた彼を過去へと翻らせる。

 公開された特報映像では、現在の生活に疲弊し、過去を回想するバンデラスの様子や、クルス演じる母親の姿が映し出されている。 (文=リアルサウンド編集部)

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