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いま、最高の一本に出会える

「M/村西とおる狂熱の日々(完全版)」前夜祭舞台挨拶の様子。左から西原理恵子、高須克弥、村西とおる。

「ナイスですね!」村西とおるがドキュメンタリー公開イベントで高らかにホラ貝

ナタリー

19/11/29(金) 22:45

「M/村西とおる狂熱の日々(完全版)」の公開を記念した前夜祭舞台挨拶が本日11月29日に東京・テアトル新宿で行われ、村西とおる、西原理恵子、高須克弥、監督を務めた片嶋一貴が登壇した。

本作は、“AVの帝王”と呼ばれた村西を追ったドキュメンタリー。前科7犯、借金50億円、米国司法当局から懲役370年を求刑され、Netflixオリジナルドラマ「全裸監督」で山田孝之が演じた主人公のモデルにもなった村西の半生をたどっていく。イベントは有村昆がMCを務めて進行し、会場は立ち見が出るほどの盛況となった。

西原、高須、片嶋とともに、カメラを担いだ村西が登場。監督作「SMぽいの好き」に登場するホラ貝の笛をひと吹きした村西は、会場を見回し、「お待たせいたしました。お待たせしすぎたかもしれません。昭和最後のエロ事師、またの名を、昭和最悪の愚か者、村西とおるでございます」と仰々しく挨拶。「ナイスですね!」と声を張り上げ、観客を沸かせた。

公開を翌日に控えた心境を問われると、村西は少し間を取り「ナイス!の一言ですね」とコメント。続けて「ご覧いただければわかるかと思いますが、いわゆるスター的な世界はございません。まさしく、こけつまろびつまろびつこけつ、阿鼻叫喚の世界です。皆様には私の“1人インパール作戦”をご覧いただくと思います。目を覆いたくなるシーンの数々です。お許しください」と観客に語りかけた。

西原の「50億円の借金はどこまで返済されたんでしょうか?」という質問に対し、村西が「ちょうど6年前に完済いたしました」と応えると、会場から「カッコいい!」という声が。過払い金を心配する西原に、村西は「私の場合は闇金でございますから、過払い金の請求のしようがない。返したくはなかったんですけど、ダムなんかに引っ張って行かれちゃって、飛び降りるか、火葬場に行って焼かれるか選べと言われまして。ダムを選んだんですが、勇気がなくてああでもないこうでもないと言っている間になんとか潜り抜けて、今ここにいる、という感じでございますね」と明かした。

村西を「永遠のライバル」と語る高須は「整形してるから誤魔化されちゃうんですけど、僕のほうが先輩なんです。でも、村西監督は僕の理想形。僕は枯れておりますけど、村西監督のような生々しい活力を手に入れて、もう一度『ナイスですね!』してみたい」と羨望のまなざしを向ける。村西はイベントの前に「全裸監督」のキャスティングプロデューサーに会い、製作が予定されているシーズン2に、「ぜひ、高須さん西原さんの2人を出してほしい。下町の焼き鳥屋の亭主とおかみさんの役で」とリクエストしたことを明かす。高須と西原が「脱がされるんじゃないかと思って心配していました」と胸をなで下ろすも、村西は「亭主は町内会の会長ですから、町内会の方のために、夜にはお二人で駅弁をして外を練り歩くんですよ」という設定を明かし、2人を苦笑させた。

60時間以上に及ぶ映像素材を再編集して制作された本作。片嶋は「去年の夏はずーっと素材を観ていました。大変だったというより、こういう化け物みたいな人が躍動しているわけですから、楽しかったですね」と笑う。編集で留意した点として、片嶋は「編集によってもとの素材に映っている村西監督の魅力が半減してはいけませんので、もとの素材以上を目指していました」と述べた。イベントには、スペシャルゲストとして天使もえが登壇する場面も。フォトセッション中は、村西、西原、高須の吹くホラ貝の笛の音が響いていた。

「M/村西とおる狂熱の日々(完全版)」は明日11月30日より東京・テアトル新宿、丸の内TOEIほか全国で順次公開される。

※「M/村西とおる狂熱の日々(完全版)」はR15+指定作品

(c)2019 M PROJECT

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