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圧巻のパフォーマンスと映像美 『イン・ザ・ハイツ』日本版予告映像&ビジュアル公開

ぴあ

『イン・ザ・ハイツ』 (c)2021 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved

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7月30日(金)より公開となるブロードウェイ・ミュージカルの映画化作品『イン・ザ・ハイツ』より、日本版予告映像と日本版ビジュアルが解禁となった。

本作は、トニー賞4冠(作品賞、楽曲賞、振付賞、編曲賞)とグラミー賞ミュージカルアルバム賞を受賞した傑作ミュージカル『イン・ザ・ハイツ』を映画化したもの。メガホンを取ったのは、全米3週連続第1位を記録し異例の大ヒットとなった『クレイジー・リッチ!』のジョン・M・チュウ。

鑑賞した歌手のアリアナ・グランデはSNSに「この映画がなぜこんなに美しく完璧なのかが理解できないくらい。驚くほどの出来栄え。とてもとても、美しい」とコメントしている。俳優のヒュー・ジャックマンは本作を「舞台のミュージカルは観ていなかったんだけれど、映画を観て圧倒された。演技もダンスも音楽も演出も信じられないくらいに素晴らしい。自分がミュージカルをやっているからって全てのミュージカルを見ているわけじゃないし、すべてのミュージカルが好きなわけじゃないけど、この映画は圧勝だ」と大絶賛した。

さらに米・辛口映画批評サイトRotten Tomatoesでも驚異の98%フレッシュを記録する。「抑えきれないエネルギーは、夏のヒット作の季節の幕開けにふさわしい」、「映画館への見事な凱旋だ。私たちがなぜ大スクリーンで映画を見ることが好きなのか、その理由を何度も何度も思い出させてくれる」、「いま世界に必要なのはこの感動だ」と称賛。

そんな本作がこの夏に日本で公開となる。今回解禁された日本版予告映像は、主人公ウスナビ(アンソニー・ラモス)が回想するシーンからスタートする。「昔々、ここから離れたニューヨークにワシントンハイツという場所があった」と語り、拳でリズムをとると、歌とダンスであふれたワシントンハイツでの日常が展開していく。

ミュージカル作品というと物語が歌で進行するが、なかにはラップも使用されていることは印象的だ。原作は保守的なブロードウェイで初めて本格的にラップを持ち込み評価されたミュージカルであるからして、映画版でもパワフルなラップソングを堪能できるはずだ。

後半には重力に逆らい、建物の外壁で垂直に踊るという驚きのシーンや、人々が一斉にプールや路上で踊る躍動感あふれる群舞シーンなど、圧巻のパフォーマンスが盛り込まれる。往年のミュージカル映画の名作にも引けを取らない映像美にも注目となる。

楽曲の歌詞には“どんな時も僕らは立ち上がる。自分だけの夢を追い続けろ”という内容も。その力強いメッセージは閉塞感漂う今だからこそ、より響くのかもしれない。



また併せて解禁となった日本版ビジュアルは、街のシンボルであるジョージ・ワシントン・ブリッジを背景に、主役4人の踊る姿が描かれており、劇中の恋模様を想像させてくれる。

さらに日本で本作をいち早く鑑賞した映画評論家や演劇ライターからのコメントは以下の通り(※敬称略・順不同)。

<渡辺祥子(映画評論家)>
ラテンの血がたぎる熱気に煽られ、圧倒的興奮に夢中になった。ここにはNYに生きるヒスパニック系の人々のこみあげる思いがダンスと音楽になって噴出している。

<大原薫(演劇ライター)>
ミュージカルの聖地ブロードウェイで観た『イン・ザ・ハイツ』は熱く燃えていた。映画はさらにホット! ラテン・ラップ・バラード…、あらゆる音楽とリズムが渦巻き、アメリカの「今」を映し出す。「大切なHOMEで夢を追いかけよう」と心に明かりが灯った。

<立田敦子(映画ジャーナリスト)>
ラテン・サウンドってなんでこんなに人を元気にするのだろう?夢と仲間がいれば、人生はどうにかなる。そう信じさせてくれるエンパワーメント・ムービー!

<稲垣貴俊(ライター)>
こんなミュージカル映画を待っていた!ラテンのリズムに身体が揺れ、圧倒的な歌とダンスに心ふるえる、王道の魅力と現代のスピード感が融合した傑作。彼らの夢と青春は、厳しい日常の中で希望を求める“今”の世界に深く刺さるはず。

『イン・ザ・ハイツ』
7月30日(金)より公開

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