広瀬アリスが主演を務めるドラマ「失恋めし」の予告映像と場面写真、主題歌情報が解禁された。

木丸みさきのコミックエッセイを原案とする本作の主人公は、地元紙に「失恋めし」というマンガ連載を持ち、日々連載のネタとなる失恋エピソードを探しているイラストレーターのキミマルミキ。劇中では各話ごとに登場人物が思い出の食べ物をミキと味わいながら失恋エピソードを話し、前向きになっていくさまが描かれる。レギュラーキャストとして井之脇海、村杉蝉之介、臼田あさ美、安藤ニコ、若林拓也が出演。今井雅子が脚本を手がけ、大九明子が監督を務めた。

本作に登場する“失恋人”が食べる“失恋めし”は、サバの味噌煮、焼き鳥、ねぎ焼き、カニクリームコロッケなど身近なものばかり。予告や場面写真では、広瀬演じるミキやゲスト出演者たちが“失恋めし”を食べる姿を観ることができる。また主題歌はHomecomingsの書き下ろし曲「アルペジオ」に決定。メンバーの福富優樹が「美味しいものを食べた帰り道、どこかにご飯の匂いが残っていて、さっき食べたものを思い出して嬉しくなるような、そんなささやかだけど素敵な気分になってもらえたらうれしい」と語る「アルペジオ」は予告でも聴くことができる。

さらに各話のあらすじと、登場する“失恋めし”も明らかに。第1話では門脇麦演じるサバ子が、元カレとサバの味噌煮の思い出を語る。第2話ではミキが焼き鳥屋で飲んでいると、前野朋哉扮する男が上司に婚約解消を告げる場面に遭遇。第3話にて小西桜子演じる失恋した女性が、お好み焼き屋で先輩に励まされながら食べるのはねぎ焼き。第4話では三浦透子扮する歌手HARUのトークをカーラジオで聴いたミキが、高校時代に路上で歌う女性に大学イモを渡した記憶を思い出す。

第5話ではミキが入った洋食屋で、大友花恋扮する失恋した女性がカニクリームコロッケを注文。第6話では紺野ぶるまが演じるヒトミたちが焼き小籠包を食べながら交わす会話に、ミキが耳を傾ける。第7話では安藤が演じる出版社・STO企画の3号さんが、酒盗カルボナーラを食べながら失恋話を告白。第8話に出演する深川麻衣演じるエイコは、焼きそばパンを食べながらミキと高校時代の思い出を語る。さらに9話、10話では、ミキの失恋エピソードに進展があるようだ。

「失恋めし」全10話は1月14日にAmazon Prime Videoで一挙独占配信。なお地上波でも7月に読売テレビで放送される予定だ。

失恋めし

Amazon Prime Video 2022年1月14日（金）配信スタート
※全10話
※2022年7月に読売テレビで放送予定

福富優樹（Homecomings）コメント

自分の心配事や悩み（それはだれかとの関係性だったり未来のことだったり恋のことだったり）にいますぐ答えを見つけなくていいのかも、ふと胸によぎったその想いを、勘違いとも本当のものとも決めてしまわなくていいのかも、という歌です。
ちなみに僕が失恋したときに食べた思い出のご飯は同志社大学の近くにある松乃屋というお蕎麦屋さんの焼きそばです。
美味しいものを食べた帰り道、どこかにご飯の匂いが残っていて、さっき食べたものを思い出して嬉しくなるような、そんなささやかだけど素敵な気分になってもらえたらうれしいです。

(c)木丸みさき・KADOKAWA/ytv