舞台「ナナマル サンバツ THE QUIZ STAGE O（オー）」が昨日1月6日に東京・博品館劇場で開幕。開幕を前に、公開ゲネプロと舞台挨拶が行われた。

本作は、「ヤングエース」（KADOKAWA）で連載されていたマンガ「ナナマル サンバツ」の舞台版第3弾。劇中では「全日本U-18クイズ選手権SQUARE」全国大会を舞台に、競技クイズに打ち込む高校生たちの青春が臨場感たっぷりに描かれる。脚本・演出作・演出をヨーロッパ企画の大歳倫弘が手がけ、主人公の越山識を西井幸人、ヒロインの深見真理を鈴木絢音（乃木坂46）がそれぞれ演じる。

舞台挨拶には西井、鈴木、新キャストの佐奈宏紀と弓木奈於（乃木坂46）、大歳が登壇した。大歳は開幕を前に「原作における最終回のパートを描きますが、個人的には“クイズ×舞台”というエンタテインメントにはまだ可能性があるんじゃないかと。“終わり”よりも“始まり”のイメージにしたくて、オリジナルストーリーを加えました」とコメント。公演サブタイトルの“O（オー）”は“ゼロ”にも見えることから、“スタート”の意味も込められていることを明かした。

主演を務める西井は「3作にわたり同じ役を演じるのは人生で初めて。越山識を大切に演じています。今作もガチクイズバトルがありますが、前作でも優勝したので、2連覇したいと思います！」と気合い十分。また鈴木は、後輩の弓木との掛け合いについて「（弓木は別軸となるオリジナルストーリーに登場するため）一緒にお芝居できるシーンがないのかなと思っていたのですが、私はそちらのもう1つの役でお芝居が絡んでくるのですごくうれしいです」と言い、佐奈は「僕が演じるのはオリジナルストーリーのキャラクターなので、大歳さんやほかのキャストの皆さんと話し合って作っていきました。原作のストーリーにもいい影響が与えられたらいいなと思っています」と意気込んだ。最後に弓木は「大大大尊敬する絢音さんと一緒に出演させていただけることが本当にうれしいです」と率直な心境を吐露し、「ガチクイズバトルでは、絢音さんに勝てるようにがんばります！」と笑顔を見せた。

公演は1月17日まで。なお、1月9日公演と17日公演にはPIA LIVE STREAMにてライブ配信も行われる。詳細は公式サイトで確認を。

舞台「ナナマル サンバツ THE QUIZ STAGE O（オー）」

2021年1月6日（水）～17日（日）
東京都 博品館劇場

原作：「ナナマル サンバツ」杉基イクラ（KADOKAWA）
脚本・演出：大歳倫弘
出演：西井幸人、鈴木絢音（乃木坂46）、小澤亮太、中村嘉惟人、横井翔二郎、加藤靖久 / 佐奈宏紀、弓木奈於（乃木坂46）、本折最強さとし、中西柚貴 / 石田剛太、角田貴志、土佐和成 / 吉田尚記