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嵐のMVに潜む謎 「Happiness」「Love so sweet」「Monster」の気になるシーンに注目

リアルサウンド

19/10/22(火) 8:00

 先日、ついに嵐の公式Youtubeチャンネルが開設され「A・RA・SHI」「Happiness」「Love so sweet」「truth」「Monster」の5曲のMVをいつでも見ることができるようになった。どの曲も嵐ファンでなくてもおそらく日本人なら大多数が聴いたことのある、まさに“嵐を象徴する5曲”になっている。が、改めてMVをじっくり見てみると、カッコいいだけじゃない“不可解な点”がいくつかあることに気がついた。今回はそんな嵐のMVに潜む“謎”についてじっくりと迫ってみたい。

(関連:嵐がYouTube&サブスクで楽曲解禁するメリットは? 5曲の選曲などから考察

■「Love so sweet」の“リアルすぎる謎の熊”
 マネキンになった5人のコミカルな演技が可愛らしい「Love so sweet」MVだが、みなさんは曲中に登場する“黒い熊”にお気づきだろうか。1番のサビ前から突然現れる風船を配っているあの熊だ。改めて見てほしい。あまりにもリアル。いくらなんでも怖すぎる。当時からずっと思っていた。筆者は北海道の人間なのだが、あんな化物が街中に出没したら即通報。そのくらいの恐怖だ。しかし、住民たちはなんの戸惑いもなく熊から風船を受け取っている。

 そして一番の謎、それは熊が身につけているハート型のペンダントだ。サビで嵐の5人が不自然なほどチープな背景に合わせて歌い踊っている。が、その映像はペンダントの中に映された幻であることがわかる。サビが終わると同時にフッと光を失くすペンダント。熊の首には「New Single Love so sweet」という看板。

 熊はMV中、5回登場する。1番サビ前、1番サビ後、2番サビ、大サビ、そして曲のラストだ。ショーケースから飛び出す5人、驚き、その場に倒れ込む熊。

 「Love so sweet」とは、熊によってマネキンにされてしまい、幻の中でしか歌い踊ることのできなかった5人が、愛の力によって熊の支配から抜け出し自由を掴み取ろうとする“脱出劇”なのかもしれない。あなたはこの映像を見て、はたしてどんなストーリーを思い浮かべるのだろうか。

■「Happiness」の“大野と二宮の謎の動き”
 5人がわちゃわちゃと自由に遊び回る様子がファンにはたまらない「Happiness」。イントロの大野智のファンキーすぎるサングラスや、Aメロの相葉雅紀のヘソ見えエクササイズなど、見どころが満載のこのMVだが、「どこが一番印象に残ったか?」と問われれば迷わず「1番サビの大野と二宮和也の謎の動き」と答えるだろう。

 サビの〈走り出せ〉〈明日〉のフレーズに合わせて腕をバタバタさせたり、空を指差す、などスタンダードな動きをする後列の櫻井翔、相葉、松本潤に対し、なぜか“1ミリもカメラから目を逸らさず、両手を前に出しながら前後運動”をする大野と二宮。謎すぎるあの動き。無限にある動きのパターンの中からなぜこれを選んだのか。どういう打ち合わせで、どういう流れであの動きをしようと思ったのか。

 初めてこの動きを見たときは正直、「なにをふざけてんねん」と怒りすら覚えたが、なぜか2人の姿が目に焼き付いて離れない。何をしていてもあの動きが頭に浮かんでくる。あの動きを欲している自分がいる。そして再び再生ボタンを押してしまう……。あの動きの“異常なまでの中毒性”、それが一番の謎だった。

■「Monster」の“ラスト2秒の謎のやりとり”
 「Monster」といえば、そのスリリングな曲の世界観と独創的な振り付け、そして5人の美声がたまらない、嵐のなかでもトップクラスにカッコいいMVだが、ラスト2秒に“謎の時間”があるのをご存知だろうか。MV本編が終わり音が止んだ次の瞬間、画面がブラックアウトし、再び現れる嵐。

 あれだけキレキレの歌とダンスをしたあとに、いきなりふざけだす大野とそれを見る4人。謎すぎる2秒に頭が混乱し記憶が全て消えかけた。しかし、改めて見てみると“嵐”をギュッと凝縮したような一瞬であることに気がつく。

 「がおーっ!」というポーズを取る大野。それを見てニヤリと笑う松本。聖母のような表情で見守る相葉。「なにしてんのコイツ」とクールな視線を向ける二宮。まったく微動だにせずキメ顔を続ける櫻井。つかず離れず、絶妙な距離感。この2秒に嵐が20年ものあいだ走り続けられた理由の一端が見えた気がした。

 今回、紹介した曲以外にも嵐のMVには一見しただけではわからない“仕掛け”がいくつもある。何度も繰り返し見ることで新たな発見や魅力がどんどんと溢れてくる嵐のMVをじっくり観察してみるのも一興だ。(かんそう)

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