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香取慎吾が山本五十六に、開戦前ロンドンでの苦悩と決断描く実録ドラマが12月放送

ナタリー

「倫敦ノ山本五十六」

香取慎吾が主演を務める太平洋戦争80年・特集ドラマ「倫敦(ロンドン)ノ山本五十六」が12月30日にNHK総合で放送される。

1941年12月、日本側の真珠湾攻撃によって幕を開けた太平洋戦争の始まりから80年。本作はのちの真珠湾攻撃を指揮する提督・山本五十六が国家の命運を背負い、開戦前のロンドンで軍縮交渉に臨む姿を描いた実録ドラマだ。アメリカの絶大な国力を知り、戦争は避けるべきと考えた五十六。組織の中で板挟みになりながら、ぎりぎりまで決裂回避への道を探り続ける五十六の“ある決断”が描かれる。

物語はNHKの独自取材で明らかになった、海軍内部の極秘文書にもとづく。企画したのは、2009年放送の「NHKスペシャル 日本海軍 400時間の証言」を手がけた右田千代。歴史的事件や社会的な事象をモチーフに作品を生み出す劇団チョコレートケーキの古川健が脚本を執筆した。大河ドラマ「麒麟がくる」の大原拓が演出を担当している。

五十六を演じる香取は「大河ドラマ『新選組!』以来17年振りにNHKのドラマに出演させて頂きます。時代を背負い、背を正し、視聴者の皆様にその瞬間をお届けできるように、この役としっかりと向き合いたいと思います」と語っている。

「倫敦ノ山本五十六」は22時から23時13分にオンエア。古川によるコメントも下記に掲載した。

古川健 コメント

戦前戦中の調べ物をしていると、ふと山本五十六という高名な人物の足跡が書籍から立ち上がってくることがあります。そのたびに、この一筋縄ではいかぬ五十六という男に思いを馳せてきました。今回の物語は、今まであまり光のあたっていない時期の山本五十六を描いています。描く事柄の複雑さに頭を悩ませながらも、知ることのなかった五十六の苦悩や挫折を描いたつもりです。五十六という人物が抱えた、切実な想いが伝われば嬉しいです。

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